まるっとミミ吉

ミミ吉のこと色々

2019-01-01から1年間の記事一覧

親子の形

Netflixに入会した理由の一つに、『ギルモア・ガールズ』を観たいというのがあった。 ギルモア・ガールズ 〈ファースト・シーズン〉 [DVD] 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ 発売日: 2009/12/09 メディア: DVD クリック: 10回 この商品を含むブロ…

今週のマンガ

今週紹介するマンガは、柏木ハルコ『健康で文化的な最低限度の生活』。 健康で文化的な最低限度の生活(1) (ビッグコミックス) 作者: 柏木ハルコ 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2014/12/08 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (3件) を見る ドラ…

「好き」は身を助く

ここ最近鬱々とした日々を送っていた。 特に昨日はもう全てにうんざりし、初めて今の職場のトイレで泣いた。 私は容姿を含め自分に自信がないので、人一倍愛想よくするという技を身につけざるをえなかった。 常に笑顔を保ち、元気よく挨拶をし、言われたこと…

つながりたくて

こだま『夫のちんぽが入らない』を読んだ感想です。 以下ネタバレあり。 夫のちんぽが入らない (講談社文庫) 作者: こだま 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/09/14 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る タイトルも衝撃的だが、中身はもっと衝撃…

奨学金返還で知っておくといいこと

高校生と大学生の時、うちはとても貧乏だった。 電気代の支払いが間に合わず、電気を止められたこともある。 あれ、急に止められるからびっくりする。 なので、当然の流れのように奨学金を借りていた。 大学に行きたかったし、高卒で働ける気がしなかった。 …

ミニマリストに憧れていた

一時期ミニマリストに憧れていた。 限られた物を大切にして、ミニマムに過ごす。 色んな人のブログやツイッターを見て、私もやってみようと思った。 そう思ったのは、精神的に疲弊していた時期だった。 物で溢れかえった部屋を見て、このままではいけないと…

隣に寄り添う存在

藤崎彩織『読書間奏文』を読んだ感想です。 読書間奏文 作者: 藤崎彩織 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/12/15 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 「SEKAI NO OWARI」でピアノ演奏とライブ演出を担当している藤崎彩織のエッセイ。 「本」…

やった!!1年働いたぞ!!

今の職場で働き始めて1年経った。 とにかく色々あった。 人間関係。 自分がいかに人を見る目がないかわかった。 「いい人」は決して「いい人だけ」というわけではなかった。 でもいい人の方が多いから居心地がいい。 パワハラにもモラハラにも負けたくない…

3月に読んだ本

3月に読んだ本の備忘録です。 1.山崎ナオコーラ『偽姉妹』 偽姉妹 (単行本) 作者: 山崎ナオコーラ 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2018/06/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 感想はこちら。 maruttomimikichi.hatenadiary.jp 2.こ…

3月に観た映画

3月に観た映画の備忘録です。 1.『キャロル』 キャロル(字幕版) 発売日: 2016/08/10 メディア: Prime Video この商品を含むブログ (2件) を見る クリスマスを控えたある日、デパートのおもちゃ売り場で働くテレーズは、娘のためにおもちゃを買いに来た美し…

今週のマンガ

今週紹介するマンガは、まちた『ハルとアオのお弁当箱』。 ハルとアオのお弁当箱 1 (ゼノンコミックス) 作者: まちた 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2018/10/20 メディア: コミック この商品を含むブログを見る 食に興味がないオタク女子のハル。 食事…

ダイビング青春アニメ

Amazon Prime Videoで観られる『ぐらんぶる』は久しぶりに大笑いしたアニメだ。 ディープブルー メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る 主人公の北原伊織は、大学進学を機におじが経営するダイビングショップ、「グランブルー」に居候することに…

映画の感想は難しい

読んだ本・マンガの感想や紹介はできるけど、映画の感想って難しい。 多分私の語彙力の問題と表現力の問題だと思う。 私にとって映画の感想は、「おもしろかった」、「良かった」、「感動した」など簡単なものばかりだ。 どこがどういう風におもしろいのか、…

誰も待たなくていい社会へ

畑野智美『神さまを待っている』を読んだ。 以下ネタバレあり。 神さまを待っている 作者: 畑野智美 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/10/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 水越愛は文房具メーカーに勤める派遣社員。 「3年後には、…

「一生浪費」のために「お金」について学ぼう

こんなにわかりやすいお金の本、初めて。 だって読んでいて頭が痛くならない。むしろ気分が高揚していく。 劇団雌猫×篠田尚子『一生楽しく浪費するためのお金の話』 一生楽しく浪費するためのお金の話 作者: 劇団雌猫,篠田尚子 出版社/メーカー: イースト・…

今週のマンガ

今週読んだマンガを紹介します。 ウオズミアミ『三日月とネコ』 三日月とネコ 1 (トクマコミックス echoes) 作者: ウオズミアミ 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2019/02/13 メディア: コミック この商品を含むブログを見る 熊本発、熊本を舞台にしたマン…

嘘泣きした話

卒業式が苦手だ。 あの誰もが感動しなければいけない空気。 友達や先生と別れを惜しむ感じ。 全てが苦手だった。 中学校の卒業式。 周りのクラスメイトがさめざめと泣く中、私はいささかうんざりしていた。 彼女たちが何に対して泣いているのかわからなかっ…

理系×文系

向井湘吾『リケイ文芸同盟』を読んだ。 以下ネタバレあり。 リケイ文芸同盟 (幻冬舎文庫) 作者: 向井湘吾 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2016/10/07 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 数値ができないものが苦手で、純粋な理系人間、桐生蒼太は…

「学校」にとらわれている

「学校」というものを卒業してもう何年にもなるが、未だに「学校」にとらわれている。 ふとした瞬間、「今日学校行きたくないな」と思ったり、夢に学校や同級生が出てきたりする。 学校が好きではなかった。はっきり言ってしまえば嫌いだった。 小・中・高・…

おすすめYouTuber

YouTubeを毎日のように観ているので、その中からおすすめしたいYouTuberを3人紹介したいと思います。 1.まあたそ 岡山が生んだ奇跡のブサイク、まあたそ。 私がYouTubeにハマるきっかけになった人。 まず自己紹介のインパクト。「奇跡のブサイク」とは。 …

おすすめ韓国ドラマ3選

一時期韓国ドラマにハマっていた時期がありました。 今回はその時期に観た韓国ドラマの中からおすすめを3作品紹介したいと思います。 1.『華麗なる遺産』 華麗なる遺産 DVD-BOXI <完全版> 出版社/メーカー: フジテレビジョン 発売日: 2010/06/16 メディア: …

言葉に救われる

最果タヒ『きみの言い訳は最高の芸術』を読みました。 きみの言い訳は最高の芸術 作者: 最果タヒ 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2016/10/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 詩人であり小説家である著者のエッセイ。 一編一編…

「書くこと」について

私は文章を書くことが好きだ。 Twitter、ブログ、noteと毎日何かしら書いている。 初めて書くことが好きだと思ったのは小学6年生の頃。 赤川次郎の本を読みまくっていた私は、自分でも小説を書いてみようと思い、長編ミステリを書いた。 赤川次郎の影響受け…

メイク、始めてみよう

かつてこれほどまでに、丁寧にメイクの仕方を教えれくれたマンガがあっただろうか。 そう思わせてくれるのが、六多いくみ『メイクはただの魔法じゃないの ビギナーズ』だ。 メイクはただの魔法じゃないの ビギナーズ (KC Kiss) 作者: 六多いくみ 出版社/メー…

Amazon Prime Videoでおすすめのドラマ

Amazon Prime Videoでおすすめのドラマを紹介します。 1.『女くどき飯』 第一話「ハイスペック・リーマンと、銀座でドライエイジングビーフ」 発売日: 2015/11/01 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る アラサーライターの神林恵(貫地谷しほり)…

『花男』より『笑点』の話がしたかったあの頃

子どもながらに周りから浮いているなと思うことは多々あった。 はっきりと自覚し始めたのは中学生の頃。 女の子たちは『花より男子』(まだドラマにはなっていなかった)や『ピチレモン』、『学校へ行こう!』の話をしていた。 私はアニメや『笑点』、『よし…

最近読んでおもしろかったマンガ

最近読んでおもしろかったマンガです。 1,六多いくみ『リメイク』 リメイク 1巻 (マッグガーデンコミックスEDENシリーズ) 作者: 六多いくみ 出版社/メーカー: マッグガーデン 発売日: 2018/11/05 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 日々淡…

選択の自由

「結婚したい」、「子どもを産みたい」という人もいるけれど、「結婚したくない」、「子どもを産みたくない」という人もいる。 どちらが正解で、どちらが不正解だということはないはずだ。 なぜなら誰しもが「選択の自由」を持っているから。 しかし、後者の…

あの日の記憶

2011年3月11日。 この日自分が何をしていたのか、明確に覚えている。 大学の卒業式だった。 私は式典というものが苦手で成人式にも出なかったし、卒業式も出ないつもりだった。 しかし母と友人に説得され、渋々出ることとなった。 周りの子たちが袴姿…

向き合った先にあるもの

こだま『ここは、おしまいの地』を読んだ。 以下、ネタバレあり。 ここは、おしまいの地 作者: こだま 出版社/メーカー: 太田出版 発売日: 2018/01/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 私はヤンキーと百姓が九割を占める集落で生まれ育…