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選択の自由

「結婚したい」、「子どもを産みたい」という人もいるけれど、「結婚したくない」、「子どもを産みたくない」という人もいる。

 

どちらが正解で、どちらが不正解だということはないはずだ。

なぜなら誰しもが「選択の自由」を持っているから。

 

しかし、後者の意見を述べると、「結婚したくてもできない人もいるんだ」、「子どもを産みたくても産めない人だっているんだ」とその選択が「悪」かのように言われることがある。

「〜したくてもできない人がいる」と言われると、途端に自分の選択が間違っているのではと思ってしまう。

自分は贅沢な悩みを持っているのではと思ってしまう。

 

ここでよく考えて欲しいのは、「〜したくない」という人にも理由があるということだ。

たとえそれがどんな理由でも、その人にとっては「〜したくない」を選択する十分な理由になりえると思う。

 

私は「結婚したくない」し、「子どもを産みたくない」が、それを婚活を頑張っている人だったり、子どもが欲しいのにできない人だったりする人の前で表明したりしない。

あくまで心の中で収めておく。

相手を傷つけてまで、自分の意見を述べることが正しいとは思わないからだ。

 

だからこそ、「結婚しないんですか?」や「子どもは欲しくないんですか?」なんてことを自分から誰かに聞かないようにしている。

同じことを自分が聞かれたときに、窮屈な思いをするからだ。

「選択の自由」があるはずなのに、窮屈な思いをするなんてなんだか悲しい。

 

声を大にして自分の意見を言えというわけではない。

ただ、誰もが平等に「選択の自由」を持っているということをわかって欲しい。

「〜したい」というのが自由であるように「〜したくない」というのも自由だ。

 

結婚や出産に関わらず、もっとみんなが自由に自分の生き方を選ぶことができたらいいと思う。