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奨学金返還で知っておくといいこと

高校生と大学生の時、うちはとても貧乏だった。

電気代の支払いが間に合わず、電気を止められたこともある。

あれ、急に止められるからびっくりする。

 

なので、当然の流れのように奨学金を借りていた。

大学に行きたかったし、高卒で働ける気がしなかった。

おかげで、大学で資格を取り、今の仕事に就けている。

 

奨学金は当然ながら返さなくてはならない。

大学卒業と同時に莫大な借金を背負い、今も細々と返している。

この生活がしばらく続くだろう。

 

奨学金を返す際に知っておいた方がいいことが2つある。

 

1つは、「減額返還」。

毎月返還する額が決まっているのだが、その全てを返還することが困難な時に使うことができる

半額にすることができる「2分の1返還」と、半額でも難しい時に使える「3分の1返還」がある。

どちらも適用期間があるものの、全額返還が難しい時に使えるので、知っておくと心強い。

 

もう1つは、「返還期限猶予」。

こちらは奨学金の返還が困難で、半額も3分の1も難しい時に使うことができる。

ただし、あくまでも「猶予」なので、元の金額が変動することはない。

返還期間を延期することができるというだけなので、気をつけたい。

こちらも適用期間あり。

 

どちらも知らずに延滞すると大変なことになる。

詳しくはサイトのリンクを貼っておくので参考にしてほしい。

www.jasso.go.jp

 

奨学金は借りないに越したことはないが、私のようにどうしても借りてしまう人もいるだろう。

返還するぞと意気込んでも、経済的な困難だったり、病気になってしまったり、なかなか返還できない人もいるかもしれない。

そんな時、上記の2つを知っておくとすごく便利だ。

実際、私は体調を崩して働けなかった時、これらの制度を利用した。

 

返還はすごく苦しい。

でも何も知らずにいるよりは、こういう制度を知っておいた方が少しは心の負担も減らせると思う。

 

一人じゃないよ。

大変だけど、がんばって生きていこう。

 

 

お金について勉強したい人はこちらもおすすめ。

maruttomimikichi.hatenadiary.jp

 相談者さんの中に奨学金を返還している人がいるので、参考になるかも。

 

お金について学んで、心の負担を減らしていこう。