今週のマンガ
今週紹介するマンガは、柏木ハルコ『健康で文化的な最低限度の生活』。
ドラマ化もされた、「生活保護」をテーマにしたマンガ。
主人公の義経えみるは、福祉保健部生活課に配属されたばかりの一公務員。
昔から空気が読めない、人の話を聞かないところがあるえみるは、福祉のことを何も知らない自分が福祉課に配属されたことに戸惑う。
配属された初日から担当させられる「生活保護」のケースの数に驚きつつ、その1つ1つの世帯と関わっていくことになる。
「生活保護」を受ける人たちは多種多様だ。
働くことができない人、シングルマザー、病気を抱えている人。
中には、本当に必要なのかどうか疑う人もいる。
だからこそ、一人一人に向き合っていかないといけない。
「生活保護」という重いテーマを扱っているので、内容も重め。
だけど、決して他人事ではない。
いつか自分が、または周りの人が「生活保護」を必要する時が来るかもしれないので、勉強のつもりで読んでいこうと思う。