「好き」は身を助く
ここ最近鬱々とした日々を送っていた。
特に昨日はもう全てにうんざりし、初めて今の職場のトイレで泣いた。
私は容姿を含め自分に自信がないので、人一倍愛想よくするという技を身につけざるをえなかった。
常に笑顔を保ち、元気よく挨拶をし、言われたことはすぐ行動に移す。
とにかく愛想よく振る舞うことで自分を守っていた。
しかしそんな生活を続けていると正直疲れる。
笑いたくないのに笑って、返してもらえない人にも挨拶をして。
そして容姿のいい人たちを羨んだり、誰にも評価されないことに落ち込んだり、小さな傷をたくさん作る生活に限界を感じていた。
昨日はそれらがピークに達し、「もう辞めようかな。生きてるのも辛い」となり、暗い気持ちで家に帰った。
久しぶりに「死にたい」という気持ちにどっぷり浸かってしまった。
いつも通りブログをアップし、「死にたい」ループのままAmazon Prime Videoを開いた。
何か元気になれるものを・・・と探していると、それはあった。
Amazon Prime Videoビデオナイト。
『オーシャンズ8』。
観たかった映画が期間限定でレンタル100円。
それを見つけた途端、「死にたい」ループからあっさり抜け出した。
これを観られるならもうちょっとだけがんばれる。
そして、観た。
めちゃくちゃおもしろかった。
強くてかっこよくて美しい女性たちによる究極の「騙し」映画。
それぞれ生まれも育ちも人種も性格も仕事も何もかもバラバラなメンバー。
だけど1つの目的のためにそれぞれの個性や特技を生かす場面はかっこいい。
元気とパワーをもらった。
つくづく「好き」なものがあってよかったと思う。
映画が好きでよかった。
まだ辛いけど、もうちょっとがんばれる。
「好き」は自分を助けてくれる。守ってくれる。
だから私は「好き」がある限り、がんばれると思う。
Amazon Prime Videoありがとう。
私、まだ生きられるよ。
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