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究極の癒しアニメ『リラックマとカオルさん』

最近疲れている時に観るアニメがある。

それがNetflixで公開されている、『リラックマとカオルさん』だ。

 

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OLのカオルさんの家にいきなり住みついた、リラックマ

そこに白くて小さなコリラックマと、カオルさんのペットのキイロイトリが加わり、カオルさんの日常はにぎやかに。

 

リラックマたちはおやつが好きで、ダラダラしていて、毎日をなんとはなしに生きている。

カオルさんはまじめすぎる自分の性格を変えたいと願いつつ、今日もまじめに生きてしまう。

だから、リラックマたちがうらやましい。

リラックマたちと生活していく中で、カオルさんはちょっとずつ変わっていく。

 

リラックマたちのかわいさに癒されるし、ストーリーもおもしろい。

お花見したり、夏祭りに行ったり、ダイエットしたり、アルバイトしたり。

何気ない日常を短い時間の中で丁寧に描いている。

 

物語だけでなく、すべてがストップモーション・アニメというのも驚きだ。

どれだけすごいことなのか、ぜひその目で見てもらいたい。

 

究極の癒しアニメ、『リラックマとカオルさん』に出会えてよかった。

 

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隣で笑っていてほしい『ちひろさん』

ちひろさんは不思議な人だ。

快活で、ひょうひょうとしていて、結構いい加減。

だけど、人の心を開くすべを持っていて、周りの人を少しずつ変えていく力を持っている。

 

ちひろさんは元風俗嬢だ。

ある日、突然海の近くの町の小さなお弁当屋さんで働き始めた。

弁当屋さんには様々なお客さんが来る。

恋や仕事や家族関係に悩んでいる人。

ただ話を聞いてもらいたい人。

その人たちと関わりながら、ちひろさんの日々は過ぎていく。

 

育児放棄された小学生マコト、自分を偽っていた女子高生オカジ、昔なじみのバジル姐さん。

ちひろさんと出会って変わっていく人びと。

みんな優しくて、寂しくて、時々無性に孤独を感じる。

でもちひろさんの笑顔を見ると、何もかもがどうでもよくなっていく。

 

ちひろさんはやっぱり不思議な人だ。

何も考えていないようで、実は深く考えている。

戦う術も、生きていくうえで大切なことも知っている。

時には傷つけられることもあるけれど、ちひろさんは前を向いて笑っている。

 

辛いことがあった時、悲しいことがあった時、隣で笑っていてほしい。

それがちひろさんだ。

 

ちひろさん 1 (A.L.C. DX)

ちひろさん 1 (A.L.C. DX)

 

 

作者の「あとがき」も毎回じんと来るので、最後まで読むことをおすすめする。 

 

 

 

楽天ブックスは品揃え200万点以上!

4月に観た映画

4月に観た映画の備忘録です。

 

 

1.『オーシャンズ8』

オーシャンズ 8(字幕版)

オーシャンズ 8(字幕版)

 

 

 

 

2.『恋とニュースのつくり方

 

 

 

3.『ゴーストバスターズ

 

 

 

4.『ブルックリン』

ブルックリン (字幕版)
 

 

 

 

5.『食べて祈って恋をして』

 

 

 

6.『セックス・アンド・マネー』 

 

 

7.『はじまりのうた』

 

 

8.『アイアンマン』

アイアンマン(字幕版)

アイアンマン(字幕版)

 

 

 

9.『チョコレートドーナツ』

 

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10.『ジンジャーの朝』

 

 

11.『テッド』

テッド(字幕版)

テッド(字幕版)

 

 

 

12.『15時17分、パリ行き』

15時17分、パリ行き(字幕版)

15時17分、パリ行き(字幕版)

 

 

 

13.『サムワン・グレート〜輝く人に〜』

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14.『ソーシャル・ネットワーク

 

 

15.『勝手にふるえてろ

勝手にふるえてろ

勝手にふるえてろ

 

 

 

 

16.『きっと、うまくいく』

きっと、うまくいく(字幕版)
 

 

 

17.『E.T.

E.T. (字幕版)

E.T. (字幕版)

 

 

 

18.『キングスマン』 

キングスマン(字幕版)

キングスマン(字幕版)

 

 

 

19.『ラ・ラ・ランド

ラ・ラ・ランド(字幕版)
 

 

 

4月に観た映画は計19作品。

2日に1作品の割合で観ていた。

5月ももっともっと観るぞ。

 

 

 

 

 

 

 

4月に読んだ本

   4月に読んだ本の備忘録です。

 

 

1.藤崎彩織『読書間奏文』

読書間奏文

読書間奏文

 

 感想はこちら。 

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2.こだま『夫のちんぽが入らない』

夫のちんぽが入らない (講談社文庫)

夫のちんぽが入らない (講談社文庫)

 

 感想はこちら。

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3.畑野智美『水槽の中』

水槽の中

水槽の中

 

 感想はこちら。

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4.住野よる『麦本三歩の好きなもの』

麦本三歩の好きなもの

麦本三歩の好きなもの

 

 感想はこちら。 

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5.原田ひ香『ランチ酒』

ランチ酒

ランチ酒

 

 感想はこちら。

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6. 松井玲奈『カモフラージュ』

カモフラージュ

カモフラージュ

 

感想はこちら。

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 平成最後の1冊にふさわしかったので、大満足です。

 

 

以上、4月は計6冊。

4月は「読書合宿」も試みたし、読書の新しい喜びを得ました。

来月も読むぞ。

 

 

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松井玲奈という『カモフラージュ』

松井玲奈と聞いて思い浮かべるのは、アイドル、女優、電車が好き。

そこに新たに加わったのが、「作家」だ。

 

芸能人が書いた小説と侮るなかれ。

松井玲奈『カモフラージュ』は平成最後の1冊にふさわしい、珠玉の短編集だ。

 

以下ネタバレあり。 

 

カモフラージュ

カモフラージュ

 

 

1冊に6編収録されていて、そのどれもに「食べ物」が出てくる。

 

「ハンドメイド」では手作りのお弁当。

「ジャム」ではいちごジャム。

「いとうちゃん」では明太子スパゲティ。

「完熟」では桃。

「リアルタイム・インテンション」では鍋。

「拭っても、拭っても」では餃子。

 

どの食べ物も物語に大きく関わってくる。

 

そしてこの短編集のすごいところは、どれもが一筋縄ではいかないところだ。

 

「ハンドメイド」は、恋人がいる男性とダラダラと関係を続けてしまう女性を。

「ジャム」は、大人が幾人にも見えてしまう「ぼく」を。

「いとうちゃん」は、『不思議の国のアリス』に憧れてメイド喫茶で働く女性を。

「完熟」は、少年の頃の強烈な印象を受けて狂ったフェティシズムを持った男とその妻を。

「リアルタイム・インテンション」は、「本音ダシ鍋」を食し、それぞれの本音が飛び出してしまう動画配信チャンネルの男性3人組を。

「拭っても、拭っても」は、潔癖症の元彼に影響されて潔癖症になってしまった女性を。

 

そのどれもを見事に描ききっている。 

どれも先の展開が読めず、ページをめくる手が止まらなくなる。

 

それぞれが恋愛、ホラーなど描くジャンルもバラバラ。

一人称だったり、三人称だったり、書き方もバラバラ。

 

本当にこれが作家としてのデビューなら、松井玲奈という人の頭の中はどうなっているのだろうか。

 

先に挙げた、アイドル、女優、電車が好きというのはこの「作家」という姿を隠すための『カモフラージュ』なのではと疑ってしまうほどに、この本は完成されていた。

 

私はすっかり彼女の書く文章に魅了されてしまった。

中でも、「いとうちゃん」は自分の理想と現実の間に揺れ動く女性の姿を書いた傑作だと思う。

等身大の女性の、ありのままの自分を受け入れられない自分の虚しさ、寂しさ、苦しさ。

読みながら思うのだ。これは私の姿でもあるかもしれないと。

 

読書をする上で、その物語に共感できるかどうか、というのは大きな割合を占めていると思う。

私は、「いとうちゃん」に共感した。

 

私がハマった「いとうちゃん」にハマらなくても、他の物語にはハマるかもしれない。

それくらい、バラエティに富んだ短編集だ。

 

あなたも松井玲奈という『カモフラージュ』に魅了されてみてはいかがだろうか。

 

 

楽天はこちら。

 

 

人気記事集めてみました

ブログを始めて早くも4ヶ月くらいになります。

毎日更新しているので、記事総数は100以上。

今日はその中から、よく読まれた記事を3つ紹介します。

 

・「一生浪費」のために「お金」について学ぼう

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 これは劇団雌猫×篠田尚子『一生浪費するためのお金の話』を読んだ感想と、本を紹介するために書いた記事です。

この本を読んで、お金について改めて考え、NISAやiDeCoについて調べました。

まず自分に何が必要なのかを考え、「給料3ヶ月分」の貯金をすべくがんばってます。

この本のいいところは、「浪費」を否定しないところ。

「浪費」しながら貯金や資産運用ができるなんて夢見たいな話。

それを見事に叶えてくれるのが、この本です。

一生楽しく浪費するためのお金の話

一生楽しく浪費するためのお金の話

 

 お金について知りたい方はぜひ読んでみてください。

 

 

・「メイク始めてみよう」

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 六多いくみ『メイクはただの魔法じゃないの』を読んだ感想と、マンガを紹介する記事です。

このマンガ、本当にメイク初心者さんにピッタリなんです。

ベースメイクの選び方、眉の描き方など、今更聞けないメイクのいろはをマンガで教ええてくれるので、わかりやすくおもしろく読めます。

もちろん、メイク大好きな人も満足がいく内容だと思うので、改めておすすめです。

メイクはただの魔法じゃないの ビギナーズ (KC Kiss)

メイクはただの魔法じゃないの ビギナーズ (KC Kiss)

 

  

 

・「つながりたくて」

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 こだま『夫のちんぽが入らない』を読んだ感想です。

タイトルも内容も衝撃的。

なのにところどころクスッと笑えてしまう不思議。

こだまさんは色々な経験をしていて、文章がめちゃくちゃ上手い人なので、おもしろくて読みやすいです。

早く他の著作も読んでみたいです。

夫のちんぽが入らない (講談社文庫)

夫のちんぽが入らない (講談社文庫)

 

 

 

 以上、よく読まれた記事を3つ改めて紹介しました。

読んでくださっている方にはいつも感謝しております。

これからもブログを書き続けていこうと思っているので、よろしくお願いします。

 

 

 

最強のパワームービー『ゴーストバスターズ』

週末はおうちでのんびり映画鑑賞。

疲れもふっ飛ぶパワームービーで、元気をチャージしよう。

 

ゴーストバスターズ

 

1984年公開の『ゴーストバスターズ』のリブート版。

あちらが男性版だとすれば、こちらは女性版。

科学を愛する女性たちが街で起こった奇怪な現象を解明すべく立ち上がる。

 

コロンビア大学で教鞭をとるエリンは、終身雇用の審査に通るため、かつて共同執筆をしていたアビーと再会する。

アビーはエンジニアのジリアンと、不思議な現象を科学で解明する研究をしていた。

3人はエリンに幽霊屋敷の幽霊騒ぎを解決してほしいと依頼してきた男の元を訪ね、幽霊に遭遇。

その動画は拡散され、3人は職を失う。

 

3人は地下鉄職員のパティも加え、「超常現象究明研究所」を設立。

街で次々に起こる怪奇現象の究明に挑む。

 

 

とにかくゴーストが出まくる。

でもホラーが苦手な人でも大丈夫。

全編コメディ要素満載なので、ゴーストさえも笑えちゃう。

 

4人のパワフルな女性たちは、科学を武器にゴーストと戦う。

リケジョなんて言葉は彼女たちには当てはまらない。

狂おしいほどに科学と怪奇現象を愛し、友情のためには命も惜しまない。

そんな彼女たちにパワーと元気をもらえること間違いなし。

 

笑って観ていたはずなのに、なぜか胸がじんとする。

ゴーストバスターズ』はまさにそんな映画だ。

 

疲れた心にパワーをチャージしよう。

そうすれば、またがんばれる。

週末は、ぜひおうちで映画鑑賞を。

 

 

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