1月に読んだ本
1月に読んだ本は4冊。
思っていた以上に少ない。Amazon Prime Videoで海外ドラマばかり観ているせいかな。
1.綿矢りさ『かわいそうだね?』
綿矢りさにハマった最初の1冊。
表題作ももちろんおもしろかったんだけど、同時収録の「亜美ちゃんは美人」が最高に好き。
あまりにも好きすぎてこれだけでブログ書いたくらい。
maruttomimikichi.hatenadiary.jp
2.綿矢りさ 『ひらいて』
こちらは高校3年生の男女3人のビターな青春物語。
綿矢りさ『ひらいて』読了。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年1月18日
タイトルの意味がわかったとき、この物語の切なさが頂点に達した。 pic.twitter.com/w4TSmB0anf
3.綿矢りさ『手のひらの京』
舞台は京都。
三姉妹が恋や進路、家族について悩んだり、喜んだり、啖呵を切ったり。
綿矢りさって、啖呵を切るシーンを書かせたら右に出る者がいないのではないだろうか。
三姉妹の中では自分に正直な次女・羽衣が好き。
家族のその後も気になるので続編があったら嬉しいな。
江國香織の『流しのしたの骨』に雰囲気が似ている。
4.彩瀬まる『珠玉』
Amazonリンクが貼れなかった。
こちらは読書垢の方のツイッターで知った本。
美しすぎた祖母を持つ主人公が自分のコンプレックスに向き合っていく。
一番刺さったセリフは、主人公歩の勝手にパートナーになったジョージの妹が言った、
「かわいい服って、かわいい子しか着ちゃいけない感じ、しない?」
本当、そう思うときあるよね。
黒真珠のキシとレプリカ宝石カリンの関係も微笑ましくて好き。
以上、4冊。
2月はもっと読もう。