12月に読んだ本
12月に読んだ本の備忘録。
1.さくらももこ『またたび』
さくらももこ『またたび』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年12月16日
さくらももこが世界中を駆け巡ったエッセイ集。
父ヒロシとスリランカで宝石を採掘したり、中国雲南省で大量にお茶を買ったり、チベットで高山病になったり。
一筋縄ではいかない珍道中に笑いが止まらない。
マンガもおもしろいけど、やっぱり文章もうまい。#読了 pic.twitter.com/FPgeBBw32U
さくらももこの本って中高生の頃にたくさん読んだけど、まだ読めてない本が何冊かあるので、これからちょこちょこ読めていけたらいいな。
2.鳥飼茜『漫画みたいな恋ください』
鳥飼茜『漫画みたいな恋ください』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年12月26日
漫画家である著者の日記。
同じく漫画家の恋人のこと、子どものこと、仕事のことをリアルにさらけ出している。
読んでいてヒヤヒヤする所も多々あり、それだけ著者が正直に誠実にこの日記を書いていることがわかる。
漫画が描けて文章もうまいからすごい。#読了 pic.twitter.com/IIyA2toxSK
そこまで書いて大丈夫なのかなとドキドキするところが多々あったけど、著者と著者の恋人がこの日記の後結婚したことを知ってホッとした。
12月に読んだ本は計2冊。
2冊とも漫画家が書くエッセイだった。
漫画が描けて文章もうまいってすごいなとしみじみ感動した。
2020年、何冊本を読むことができるか楽しみ。
米原万里『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』
米原万里『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』は、プラハのソビエト学校で共に少女時代を過ごした3人の友を著者が訪ねるノンフィクションだ。
「リッツァの夢見た青空」
勉強はできないけれど、性の知識と男の見極め方を教えてくれるギリシア人のリッツァ。
見たことのないギリシャの青空をうっとりと語り、いつかギリシャに行くことを夢見る。
お金持ちでちょっと嘘つきなルーマニア人のアーニャ。でも誰もが彼女を愛さずにはいられない。
「白い都のヤスミンカ」
クラス一の優等生で、絵を描くことが大好きなユーゴスラビア人のヤスミンカ。
クールでとっつきにくい性格だと思っていたが、心を許した相手には人懐っこい。
3人ともどこにでもいる女の子。
生まれた国も、家庭環境も、ソビエト学校に来た理由もそれぞれ違うけど、確かにそこにいた著者の大切な友人たちだ。
様々な事情で音信が途絶えてしまい、著者が彼女たちに再会するのは30年後。
はたして、時代に、国に翻弄された彼女たちはどこで何をしているのか。
著者がたどり着くのは、想像をはるかに超える「真実」だった。
少女時代の回想はクスクス笑えるところが多い。
学校の様子、クラスメイト、先生たち、家族。
それが大人になった後は目を背けたくなる描写が多い。
激動の東欧は国はもちろん、人々の人生さえも変えてしまった。
その変化は苦いことが多い。
みんなただ幸せになりたかっただけなのだ。
ただそれだけ。誰もが願うことだ。
読んでいて段々と苦しくなってくるが、それでもこの本を読んでよかったと心から思う。
米原万里はロシア語会議通訳者を経てエッセイストになった。
まだ読んでない本があるから読むのか楽しみ。
小説『オリガ・モリソヴナの反語法』も傑作なので、ぜひ読んでもらいたい。
2019年の振り返り
2019年。
今年は色々なことがあった。
Twitterを始めた。
周りに本を読む人や映画を観る人があまりいなかったので、同じ趣味の人とたくさん出会えて嬉しかった。
たいしたつぶやきはできていないけど、これからも続けていきたい。
別アカもつくってみたい。
ブログを始めた。
元々書くことが好きだったからいつか始めたいと思っていた。
始めてみると自分の文章の下手さとか語彙力のなさとかに少々うんざりするけれど、やっぱり書くことが好きだから楽しい。
読んでくれる人もいるみたいなので嬉しい。ありがとうございます。
最近はあまり書けていないけど、これからもちょこちょこ書いていけたらいいな。
Amazon Prime VideoとNetflixに加入した。
これで映画生活が一気に充実した。
今年は100作品以上の映画を観られたし、アニメも海外ドラマも楽しめたので、本当に入ってよかった。
Amazon Prime Videomo、Netflixどちらもいいところがあってどちらかなんて選べないから、このまま2つを活用していきたい。
来年もたくさんの映画を観るぞ。
ノートPCを買った。
ここ近年で一番高い買い物。
散々悩んでMacBook Airを購入。
ブログを書いたり、映画を観たり。一番活躍している。
買ってよかった。
仕事を辞めた。
好きなことを仕事にできて幸せだったけど、パワハラにあった。
まさかカバンにゴミを入れられそうになるとは思わなかった。
入れられそうになったことあります?
人生でそんな目にあうとは思ってないなかったので、メンタルガリガリ削られた。
毎日のように泣いてたな。
でももう辞めたからいいや。
来年はまた仕事探さねば。
「好き」を伝えた。
好きな作家やブロガー、youtuberにリプを送って、直接「好き」を伝えた。
中には返信してくれる人もいて、すごく嬉しかった、
好きな作品の感想をTwitterやブログに書いて。間接的に「好き」を伝えた。
今年はできるだけ「好き」を伝えていこうと思っていたので、達成できてよかった。
ファンレターを送ったりもしたいな。
来年もどんどん「好き」を伝えていくぞ。
改めて色々あったな。
無職で年を越すとは思わなかったけど、今メンタル落ち着いてるから大丈夫。
というか、今年の1月1日は死のうとしてたわけだから、生きて年を越せるのって幸せなことだな。
maruttomimikichi.hatenadiary.jp
2020年、もっと幸せな年にするぞ。
2019年下半期に観ておもしろかった映画ベスト10
2019年下半期に観た映画は77作品。
その中から特におもしろかった映画のベスト10を紹介。
10.『マリッジ・ストーリー』
アダム・ドライバー目当てで観たんだけど、観てよかった。
子どもにとってはよい親だし、人としても尊敬できる。でも夫婦としてこれからも生きていくことを考えると、それはできない。
憎み合っているわけではないけど、子どもを取り合うときに罵り合ってしまうところが辛かった。
結婚の形、夫婦の形、親子の形。人生について考えさせられる映画。
9.『ホリデイ』
出てくるみんなかわいいんだけど、ケイト・ウィンスレット演じるアイリスの素朴さ、純粋さが特にかわいかった。
クリスマスの時期に観たからさらにおもしろく感じられた。
家を交換するっておもしろい。旅行プラスそこでの生活を体験できる。新しい人間関係も構築できるかも。
今の生活にちょっと退屈していて、ちょっと刺激が欲しい人におすすめ。
8.『日々是好日』
黒木華、多部未華子、樹木希林。誰が欠けても成り立たない映画。
特に樹木希林の存在感には圧倒された。
お茶の作法を学べて、その世界の深さに感嘆した。
この映画がきっかけでお茶を習う人がいるのでは?
今は連絡をとっていない、お茶を習っていたあの人におすすめしたい。
7.『ラブライブ!The School Idol Movie』
大好きな『ラブライブ!』の映画。
とにかく女の子たちがかわいい。
映画では「μ's」のこれからを考える局面が多々あって、ちょっと切ない気持ちになった。
ミュージカル風で突然歌が始まったりするけど、その歌のどれもがいい。
特に1年生トリオが歌う「Hello,星を数えて」はヘビロテ中。
- アーティスト:星空 凛 (CV.飯田里穂)、西木野真姫 (CV.Pile)、小泉花陽 (CV.久保ユリカ)
- 出版社/メーカー: Lantis
- 発売日: 2018/11/01
- メディア: MP3 ダウンロード
『ラブライブ!』1期、2期を観てから映画を観た方がおもしろいのでぜひ。
6.『オケ老人!』
オケにいるご老人たちが個性ありすぎ。だけどそれに負けない杏という女優。 みんなをしっかりまとめている。
ベテラン俳優たちがいい味を出すと同時に、若手俳優たちがいいアクセントを添えている。
最後のオチまで素晴らしい。
これは家族と観たくなる映画。
5.『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』
モーガン・フリーマンとダイアン・キートン演じる夫婦がかわいい。癒し。
そして決して他人事ではない、歳をとってからの家探し。
エレベーターなしのアパートって若い頃はよくても歳をとってからはキツイよね。
それでも思い出とたくさんの愛が詰まった家を手放すなんてなかなか難しい。
この夫婦がその問題をどう解決していくのか、ぜひ観てもらいたい。
4.『ツレがうつになりまして。』
エッセイコミックが原作の映画。
うつになったことがあるので共感の嵐。うつになるサインって自分では気づかないうちにちょっとずつ出ているんだよな。
ツレがどんどん思いつめていく様子は観ていて苦しかった。
重たいテーマだけどコミカルなところもあるので、たくさんの人に観てもらいたい。
3.『若草の頃』
『オズの魔法使い』でドロシーを演じたジュディ・ガーランド主演のミュージカル。
この映画、ほんと出てくる人みんないい人ばかりなんだよな。頑固で亭主関白なお父さんも家族想いだし、家族を振り回すのかと思ったおじいちゃんも紳士的で茶目っ気があるし。
優しい家族愛に満ちた映画。
2.『ブリグズビー・ベア』
最初は怖い話かと思っていたけど、ものすごく大きな愛に包まれた映画だった。
子供の頃に観てていたアニメとかテレビとか映画とか、今の人生に影響を与えたものって少なからずあると思う。
それが家族に関わるものなら、なおのこと自分の中に残っているではないだろうか。
おすすめしてくれた友人に感謝。
1. 『女神は二度微笑む』
今年はインド映画に圧倒された。
主演のヴィディヤ・バーランが美しく、それに魅せられていたがストーリーの重厚さに唖然とした。
インドが舞台ならではの設定で、最後まで展開が読めないサスペンス。
実はたくさん伏線が張ってあって、「あれ?」、「なんだろう」と思っていたことが終盤怒涛の解決を見せる。
あんまり書くとネタバレになるけど、本当にすごい映画だった。
以上、下半期に観ておもしろかった映画ベスト10。
上半期、下半期ともに1位はインド映画だった。
インド映画、おもしろい。
2020年もたくさんの映画を観ていきたいと思う。
maruttomimikichi.hatenadiary.jp
11月に観た映画
11月に観た映画の備忘録。
1.『舞妓はレディ』
今日観た映画は『舞妓はレディ』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年11月1日
鹿児島弁と津軽弁のハイブリッド少女は舞妓になるため京都へ。
大学教授による言葉のレッスン、舞妓になるための厳しい修行。
彼女は舞妓になれるのか。
上白石萌音の美しい歌声が心に残るミュージカル。#映画好きな人と繋がりたい#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/yWhOytbjLe
2.『チャーリーズ・エンジェル』
今日観た映画は『チャーリーズ・エンジェル』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年11月8日
チャーリーの元、探偵として依頼をこなしていくナタリー、ディラン、アレックス。
そこに誘拐された男の救出依頼が。
3人は救出のため動きだすが事態は思わぬ方向へ展開する。
かっこいいアクション満載でおもしろかった。 pic.twitter.com/wXEqA0vobG
3.『ホリデイ・イン・ザ・ワイルド』
今日観た映画は『ホリデイ・イン・ザ・ワイルド』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年11月11日
夫から突然離婚を切り出された女性は2人で行くはずだった2度目のハネムーンへ1人で向かう。
旅先のアフリカに魅せられた彼女はそこで新しい人生の目的を得る。
SATCでシャーロットを演じたクリスティン・デイヴィス主演のロマンスムービー。 pic.twitter.com/adqn9KRJ5y
4.『クリスマスに降る雪は』
今日観た映画は『クリスマスに降る雪は』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年11月13日
クリスマスに大雪に見舞われた田舎町。
家族のために進路を悩む少女、幼なじみに恋する少年…。
それぞれ岐路に立たされた彼らのクリスマスが始まる。
若者たちの青春群像劇。
クスッと笑える、優しさに包まれた映画。
海外のクリスマス映画、好き。 pic.twitter.com/L3hLfuJECO
5.『オケ老人!』
今日観た映画は『オケ老人!』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年11月15日
ちょっとした手違いから老人ばかりのオーケストラに入ることになった高校教師の千鶴。
下手でマイペースで、でも演奏することが大好きな彼らと関わるうちに千鶴の心にも変化が起こる。
かなり笑えてちょっとじんとくる映画。
オケのみんなかわいくておもしろい。 pic.twitter.com/SYQMMJkKrZ
6.『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』
今日観た映画は『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年11月17日
街を一望できるがエレベーターがないアパートに住む高齢の夫婦が家を売ること決意。
しかし内覧希望者は一癖も二癖もある人ばかり。
2人は無事に家を売ることができるのか。
爽やかであたたかな夫婦愛に満ちあふれた映画。 pic.twitter.com/IiHKVeJBNk
いい映画だった。
7,『ゲット スマート』
今日観た映画は『ゲット スマート』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年11月19日
秘密諜報機関コントロールで分析官として働くマックスは念願のエージェントに。
テロを企てる組織と闘うため、彼は相棒と共にロシアへ。
マックスはテロを阻止できるのか。
はちゃめちゃスパイ・コメディ。
とにかくアン・ハサウェイがかっこよかった。 pic.twitter.com/aON0KwK9r6
8.『ブリタニー・ランズ・ア・マラソン』
今日観た映画は『ブリタニー・ランズ・ア・マラソン』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年11月21日
怠惰な生活で自分を見失っていくブリタニーはとりあえずジョギングを始める。
走るうちに楽しさを得た彼女はニューヨークシティーマラソンへの出場を決意する。
プライドの高さに邪魔されながらも成長していくブリタニーに元気をもらえる映画。 pic.twitter.com/K8W5CnZlK9
9.『アイ・フィール・プリティ!』
今日観た映画は『アイ・フィール・プリティ! 』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年11月24日
容姿に自信がないレネーは自分を変えようとジムに行くがそこで頭を打ち、気を失う。
目覚めた彼女は絶世の美女に…なったと思いこんでしまう。
自信に満ち溢れた彼女は全てを手に入れるけど。
自分のことが好きになれるハッピーな映画。 pic.twitter.com/q3Pw31sBzS
10.『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』
今日観た映画は『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年11月27日
社会人になった「ベラーズ」は米軍慰問団の海外ツアーで再結成。
予想外の出来事に巻き込まれながら彼女たちは自分自身の道を切り開いていく。
パワフルな歌声と友情パワーに圧倒される映画。
これで終わりなんて寂しい。 pic.twitter.com/37De07PQUJ
11.『ツレがうつになりまして。』
今日観た映画は『ツレがうつになりまして。』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年11月29日
めちゃくちゃいい映画だった。
これはたくさんの人に観てもらいたい。
うつになった夫とそれを支える妻のやさしくて時々トゲが刺さって、でも幸せな気持ちになる映画。
改めて堺雅人と宮崎あおいの演技がうまいなと思った。
原作も読みたい。 pic.twitter.com/r4gdlhlBlt
12.『ハリウッド・コレクション:想い出のオードリー・ヘプバーン』
今日観た映画は『ハリウッド・コレクション:想い出のオードリー・ヘプバーン』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年11月30日
美しさや才能、多くのものを兼ね備えたオードリー・ヘプバーン。
晩年のオードリー、そしてグレゴリー・ペックら共演者たちのインタビューなどから紐解く彼女の女優人生に迫るドキュメンタリー。
豪華で見応えがあった。 pic.twitter.com/Ii7CZjn6R8
11月に観た映画は計12作品。
今年ももうすぐ終わり。
あとどれだけ映画を観ることができるか楽しみ。
2019年のベストも考えるぞ。
11月に読んだ本
11月に読んだ本の備忘録。
1.青柳碧人『ウサギの天使が呼んでいる』
ウサギの天使が呼んでいる (ほしがり探偵ユリオ) (創元推理文庫)
- 作者: 青柳碧人
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2017/05/21
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (3件) を見る
青柳碧人『ウサギの天使が呼んでいる』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年11月2日
ショッピングサイト「ほしがり堂」を経営するユリオと妹のさくらは
お宝求めて行く先々で事件に巻き込まれる。
名探偵に変貌するユリオが愉快なライトミステリ。
表題作と「琥珀の心臓を盗ったのは」が切なかった。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/6AI0BcMlZS
2.若竹七海『殺人鬼がもう一人』
若竹七海『殺人鬼がもう一人』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年11月4日
かつて連続殺人事件があった町も今ではのどか。
しかし悪徳警察官・砂井美琴は次々におこる事件に振り回されていく。
若竹七海らしいブラック・ユーモアたっぷり。
後半につれて怖さが増していく連作ミステリ。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/gtRgOTVk07
車谷長吉『車谷長吉の人生相談 人生の救い』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年11月9日
作家の車谷長吉が自身の経験を交えながら淡々と、時に相談者に寄り添いながらそれぞれの人生相談に回答する。
相談者に意外に若い人が多くてびっくり。
ありきたりな悩みからそれこそ人生に関わる悩みまで。
色々と考えさせられる本だった。#読了 pic.twitter.com/ihfpMKV1xe
4.青柳碧人『西川麻子は地球儀を回す。』
青柳碧人『西川麻子は地球儀を回す。』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年11月14日
難解な事件を抱える刑事を救うのは、地理の知識で事件を解決していく地理探偵・西川麻子。
世界地理のトリビアも得られるライトミステリ。
一番の謎は警部がいつも持ち歩いている鳩時計だけど、いつかその謎も解けるのかな。#読了 pic.twitter.com/bqwJoVGNY2
5.記載しない
6.宮下奈都『メロディ・フェア』
宮下奈都『メロディ・フェア』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年11月23日
ショッピングモールの化粧品コーナーで働く結乃。
つかみどころのない先輩、世界征服を企てる幼なじみ、家族とのいざこざ。
うまくいかない日々だけど、口紅1本がひとを支えると信じて今日もカウンターに立つ。
メイクしたくなる1冊。特に口紅が欲しくなる。#読了 pic.twitter.com/tHIS0y82d3
7.柚木麻子『3時のアッコちゃん』
柚木麻子『3時のアッコちゃん』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年11月28日
『ランチのアッコちゃん』の続編。
相変わらず強引で人を巻き込むパワーを持つアッコさんと彼女に直接的・間接的に関わる人々の物語。
やっぱりアッコさんはかっこいい。
どれもやさしく心に寄り添うお話ばかりなので、こちらも気負わず読むことができる。#読了 pic.twitter.com/pVxM7H7XUm
以上、11月に読んだ本は7冊。
今年もあとひと月。
どんな本を読むことができるか楽しみ。
今週のマンガ
今週紹介するマンガは、益田ミリ『みちこさん英語をやりなおす am ・is・areでつまづいたあなたへ』。
みちこさん英語をやりなおす (am・is・areでつまずいたあなたへ)
- 作者: 益田ミリ
- 出版社/メーカー: ミシマ社
- 発売日: 2014/01/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (10件) を見る
みち子さんは小学生の娘がいるアラフォー女性。
友人の弟で英語好きな編集者に家庭教師を頼む。
習うのは英語。
はじめはわからないことも曖昧にしていたけど、せっかく勉強するならとどんどん積極的に質問していくみち子さん。
基礎のきから、曖昧なことを曖昧なままにしておかないみち子さん。
それは日本語の探求にも繋がっていく。
英語と日本語。異なる言語、異なる語順。
様々な言葉の壁にぶつかりながら、みち子さんは英語を学んでいく。
「簡単かどうかは先生じゃなくてわたしが決めることだと思います」
(p27)
これは英語の勉強を始める人にぴったりのマンガ。
「主語と述語」、「名詞と固有名詞」、タイトルにもある「 am ・is・are」など英語の本当に基礎の部分から勉強が始まる。
みち子さんの質問が先生から「そこから!?」と思わせるところばかりなので英語の勉強につまづいていた人にも丁寧に解説される。
みち子さんと一緒に先生から出される問いを考えるのも復習になっていい。
久しぶりに英語を勉強したくなった。
益田ミリの優しい絵と共に英語を学ぼう。