2019年下半期に観ておもしろかった映画ベスト10
2019年下半期に観た映画は77作品。
その中から特におもしろかった映画のベスト10を紹介。
10.『マリッジ・ストーリー』
アダム・ドライバー目当てで観たんだけど、観てよかった。
子どもにとってはよい親だし、人としても尊敬できる。でも夫婦としてこれからも生きていくことを考えると、それはできない。
憎み合っているわけではないけど、子どもを取り合うときに罵り合ってしまうところが辛かった。
結婚の形、夫婦の形、親子の形。人生について考えさせられる映画。
9.『ホリデイ』
出てくるみんなかわいいんだけど、ケイト・ウィンスレット演じるアイリスの素朴さ、純粋さが特にかわいかった。
クリスマスの時期に観たからさらにおもしろく感じられた。
家を交換するっておもしろい。旅行プラスそこでの生活を体験できる。新しい人間関係も構築できるかも。
今の生活にちょっと退屈していて、ちょっと刺激が欲しい人におすすめ。
8.『日々是好日』
黒木華、多部未華子、樹木希林。誰が欠けても成り立たない映画。
特に樹木希林の存在感には圧倒された。
お茶の作法を学べて、その世界の深さに感嘆した。
この映画がきっかけでお茶を習う人がいるのでは?
今は連絡をとっていない、お茶を習っていたあの人におすすめしたい。
7.『ラブライブ!The School Idol Movie』
大好きな『ラブライブ!』の映画。
とにかく女の子たちがかわいい。
映画では「μ's」のこれからを考える局面が多々あって、ちょっと切ない気持ちになった。
ミュージカル風で突然歌が始まったりするけど、その歌のどれもがいい。
特に1年生トリオが歌う「Hello,星を数えて」はヘビロテ中。
- アーティスト:星空 凛 (CV.飯田里穂)、西木野真姫 (CV.Pile)、小泉花陽 (CV.久保ユリカ)
- 出版社/メーカー: Lantis
- 発売日: 2018/11/01
- メディア: MP3 ダウンロード
『ラブライブ!』1期、2期を観てから映画を観た方がおもしろいのでぜひ。
6.『オケ老人!』
オケにいるご老人たちが個性ありすぎ。だけどそれに負けない杏という女優。 みんなをしっかりまとめている。
ベテラン俳優たちがいい味を出すと同時に、若手俳優たちがいいアクセントを添えている。
最後のオチまで素晴らしい。
これは家族と観たくなる映画。
5.『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』
モーガン・フリーマンとダイアン・キートン演じる夫婦がかわいい。癒し。
そして決して他人事ではない、歳をとってからの家探し。
エレベーターなしのアパートって若い頃はよくても歳をとってからはキツイよね。
それでも思い出とたくさんの愛が詰まった家を手放すなんてなかなか難しい。
この夫婦がその問題をどう解決していくのか、ぜひ観てもらいたい。
4.『ツレがうつになりまして。』
エッセイコミックが原作の映画。
うつになったことがあるので共感の嵐。うつになるサインって自分では気づかないうちにちょっとずつ出ているんだよな。
ツレがどんどん思いつめていく様子は観ていて苦しかった。
重たいテーマだけどコミカルなところもあるので、たくさんの人に観てもらいたい。
3.『若草の頃』
『オズの魔法使い』でドロシーを演じたジュディ・ガーランド主演のミュージカル。
この映画、ほんと出てくる人みんないい人ばかりなんだよな。頑固で亭主関白なお父さんも家族想いだし、家族を振り回すのかと思ったおじいちゃんも紳士的で茶目っ気があるし。
優しい家族愛に満ちた映画。
2.『ブリグズビー・ベア』
最初は怖い話かと思っていたけど、ものすごく大きな愛に包まれた映画だった。
子供の頃に観てていたアニメとかテレビとか映画とか、今の人生に影響を与えたものって少なからずあると思う。
それが家族に関わるものなら、なおのこと自分の中に残っているではないだろうか。
おすすめしてくれた友人に感謝。
1. 『女神は二度微笑む』
今年はインド映画に圧倒された。
主演のヴィディヤ・バーランが美しく、それに魅せられていたがストーリーの重厚さに唖然とした。
インドが舞台ならではの設定で、最後まで展開が読めないサスペンス。
実はたくさん伏線が張ってあって、「あれ?」、「なんだろう」と思っていたことが終盤怒涛の解決を見せる。
あんまり書くとネタバレになるけど、本当にすごい映画だった。
以上、下半期に観ておもしろかった映画ベスト10。
上半期、下半期ともに1位はインド映画だった。
インド映画、おもしろい。
2020年もたくさんの映画を観ていきたいと思う。
maruttomimikichi.hatenadiary.jp