3月に読んだ本
3月に読んだ本の備忘録。
1.ひらりさ『女と女』
ひらりささん(@sarirahira)の同人誌『女と女』を読んだ。とにかくおもしろかった。特に、にのんさんの文章が胸にじんと残った。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年3月1日
すべて読み終わって、いてもたってもいられずブログを書いた。私にとっての「女」について。
『女と女』、すごくよかった。好き。#女と女https://t.co/KovMFYxeMz
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2.角田光代『いつも旅のなか』
角田光代『いつも旅のなか』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年3月3日
著者が様々な国を巡った旅の記録。
大きな事件が起きるわけではないけどクスッと笑えるところあり、大丈夫かと心配になるところあり、ちょっと考えさせられるところありの盛りだくさん。
旅に出たくなるし、人におすすめしたくなる1冊。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/FskWfa5sOZ
3.江國香織『号泣する準備はできていた』
江國香織『号泣する準備はできていた』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年3月5日
恋と愛を中心に、甘くて切なくておかしくて苦しくて。そんなお話が短くもぎゅっと詰まった全12篇の短篇集。
淡々としているから油断していると突然ぐっと胸に迫るものがある。
改めて江國香織の文章が好きだと思った。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/2KJas8wx35
4.又吉直樹『劇場』
又吉直樹『劇場』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年3月8日
演劇にすべてを傾ける自意識過剰な永田と彼を献身的に支え続ける沙希。すれ違う2人の青くて痛くて切ない恋の行く末は。
たった1人自分を信じてくれる存在がいることがどれだけ心強いか。
どうしようもない人たちが織りなす、まぎれもない恋愛小説。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/n3S8CPucNh
綿矢りさ『勝手にふるえてろ』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年3月12日
ヨシカには妄想の彼氏イチと現実の彼氏ニがいる。二人の間で揺れ動くヨシカはどちらを選ぶのか。
妄想たくましいヨシカにクスッと笑えて、最初はうっとなっていたニに後半ぐっと惹かれた。ニ、いいよニ。
かわいくておかしい恋のお話。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/vbPWWQIXdD
江國香織『きらきらひかる』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年3月14日
なんて、なんて切ない恋愛小説なんだ。
笑子も睦月もただこの生活を続けていきたいだけ。それはとても小さな願いで強い祈りなんだ。
笑子、睦月、紺。どうか幸せでいてほしい。どんなに世間の枠や常識から外れていてもいいから。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/JLOGt5eUuq
7.原田マハ『あなたは、誰かの大切な人』
原田マハ『あなたは、誰かの大切な人』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年3月16日
女性たちの出会いや別れ、歳を重ねたことによる現実などをやさしい筆致で描いた短編集。
なかでも「波打ちぎわのふたり」がよかった。友の存在というのは大きい。歳を重ねればなお身にしみる。大切な友人と旅に出たくなった。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/ayz56DeuqC
8.銀色夏生『内側に耳を澄ます』
銀色夏生『内側に耳を澄ます』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年3月18日
つれづれノート36。
特にこれといった出来事がなく今までのつれづれノートで一番穏やかな日々なのでは。
自宅の庭づくりに精を出したりジムで仲間とたちとおしゃべりしたり。
読んでいるこちらまで穏やかな気持ちになった。#読了 #読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/GlXW4c9lxW
9.彩瀬まる『あの人は蜘蛛を潰せない』
彩瀬まる『あのひとは蜘蛛を潰せない』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年3月20日
読んでいて段々気分が悪くなってきた。でもその気分の悪さは身に覚えのあるもので、どこか切なく、読み進める手を止められない。
こんなに人の内面を掘り下げ、読み手の心を揺さぶるなんて。すごい小説を読んでしまった。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/73vR7yZsYX
10.角田光代『恋するように旅をして』
角田光代『恋するように旅をして』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年3月22日
ちょっとそこまで出かけるみたいに世界中を旅する著者のエッセイ集。
読んでいると旅に出たくなるし、新しい誰かと出会いたくなる。
行動力がある人だからうらやましい。そのうえ文章がうまいから読んでいて楽しくなった。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/VifNUbmYom
11.水生大海『ランチ探偵』
水生大海『ランチ探偵』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年3月24日
ランチタイム2時間で合コンをし、持ちこまれた謎を解き明かすという発想がまずおもしろい。
どの話でも出てくる料理は想像するだけでお腹がすくし、安楽椅子探偵として極上のミステリが提供される。
ただ登場人物に愛着が持てず残念。#読了 #読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/dBu1DAfgBs
12.朝井リョウ『少女は卒業しない』
朝井リョウ『少女は卒業しない』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年3月28日
あ、甘酸っぱい。
恋も友情も、たくさんの思い出を抱えたまま少女たちは新しい世界へと旅立っていく。
「四拍子をもう一度」が笑えるところがありつつちょっとミステリ要素もあり、さらに最後ぐっとくるからお気に入り。好き。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/9swOECWYXn
3月に読んだ本は12冊。
いつもよりたくさん読めた。
4月は新しく仕事が始まって読書生活がどうなるかわからないけど、自分のペースで読み進めていけたらいいな。