1月に読んだ本
1月に読んだ本の備忘録。
1.さくらももこ『そういうふうにできている』
さくらももこ『そういうふうにできている』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月3日
さくらももこの出産記録エッセイ。
妊娠・悪阻・手術・出産の全てを笑いに変えるのはさすが。挿し絵もおもしろい。
ちょっとスピリチュアルなところもある。
一人の女性から母親になっていく過程はじんときた。#読了 #読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/NyuPnuG4wM
今年はまだ読んでないさくらももこ作品を読んでいこう。
米原万里『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月9日
プラハのソビエト学校で共に少女時代を過ごした友人たちとの再会を描くノンフィクション。
時代に翻弄された彼女たちとの再会
。突きつけられる真実から目を背けたくなる。
読んでいて苦しくなったけど、読めてよかった。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/0eli7QOkMQ
maruttomimikichi.hatenadiary.jp
3.角田光代『愛がなんだ』
角田光代『愛がなんだ』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月12日
痛いを通り越して怖いとさえ感じるテルコの片思い。
一途な純愛と呼ぶにはなんだか抵抗があり、時に打算だらけのテルコの姿にうんざりするけど、最後に彼女が下した決断には思わず涙が出た。
幸せの基準は人それぞれだと改めて思った。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/LZsATrDVrX
maruttomimikichi.hatenadiary.jp
田辺聖子『ジョゼと虎と魚たち』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月17日
それぞれタイプが違う女性が主人公の短篇集。
魅力的な登場人物、軽快で少々官能的なストーリー。
当たり前だけど、文章がうまい。するすると引き込まれた。
どの短篇も甲乙つけ難く、読み応えがあり、長篇でも読みたくなった。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/4LRuXmBaO0
三田誠広『いちご同盟』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月23日
幼い恋、生まれたばかりの友情、家族との確執、将来への戸惑い、そして死。
少年少女のあとちょっとではじけ飛んでしまいそうな繊細な心情を丁寧に描ききっている。
タイトルの意味がわかったとき、良一、徹也、直美がいっそう愛しく思えた。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/c6HhuhnHnR
大島真寿美『戦友の恋』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月26日
唯一無二の存在だった「戦友」を突然失った佐紀。
大切な誰かを失っても明日は来るし、その世界で生きていかなくてはいけない。そんなことをひしひしと感じながら読んだ。
喪失と再生の日々をあたたかで優しい筆致でつづった連作集。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/mqyyluInUT
7.川上未映子『乳と卵』
川上未映子『乳と卵』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月30日
軽妙な関西弁に圧倒される。なめらかな文章でぐいぐい読んでいき、ある場面で涙する。
表面的にも精神的にもすれ違う女性たち。本当はお互いを大切に想いあっていることがわかるから切ない。
でも読後さわやかな気持ちになる、ひと夏のお話。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/61eA0kK1zB
1月に読んだ本は計7冊。
感想記事もアップできたし、なかなか充実していた。
2月も読もうと思っている本が何冊かあるので楽しみ。