2月に読んだ本
2月に読んだ本の備忘録。
1.瀬尾まいこ『強運の持ち主』
瀬尾まいこ『強運の持ち主』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月4日
元OLの占い師ルイーズ吉田のもとには大小様々な悩みを抱えた人たちがやってくる。
ちょっと微笑ましくてちょっと切ないお話が詰まった1冊。
自分の運勢を動かすのは自分自身。
そうわかっていてもちょっと占ってもらいたくなる。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/Bg8jJXjxvr
2.本谷有希子『生きてるだけで、愛。』
本谷有希子『生きてるだけで、愛』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月7日
鬱で引きこもりの寧子と何を考えているかわからない恋人・津奈木。
恋人に同じ熱量で向かってきてほしいと願う寧子にうんざりしつつ同調する。
ちょっと刺激が強い愛のお話。
「あたしはさ、あたしとは別れられないんだよね一生」#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/v4eHOgsg5o
これは映画もおもしろかった。趣里の怪演に衝撃を受けた。
3.江國香織『ウエハースの椅子』
江國香織『ウエハースの椅子』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月10日
出会ったときにはすでに家庭を持っていた恋人との逢瀬。
静かに淡々と、でもうっすらと熱をはらんだ日々。
恋することの喜び、楽しさ、寂しさ、絶望をやさしい筆致で描いた恋愛小説。
文章の美しさにすっかり魅了された。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/FIGeyRd8Oz
4.原田マハ『キネマの神様』
原田マハ『キネマの神様』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月13日
ぼろぼろ泣きながらページをめくり続けた。
父と娘、国を越えた友情、かけがえのない仲間たち。
映画を心から愛する人たちが起こした奇跡と大きな大きな愛のお話。
私の心にも「キネマの神様」がいると信じて映画を観続けよう。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/3KzfhxttKU
おそらく今年のベストに入ると思う。心揺さぶられた1冊。
5.西加奈子『i』
西加奈子『i』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月18日
聡明で繊細な少女アイが世界の悲劇に胸を痛めながら自らのアイデンティティを模索する。
アイは一貫して自分とは何なのかを問い続ける。そんな彼女を見守る家族、親友、パートナー。
i、アイ、愛の壮大でどこまでも優しく、そして激しく胸を打つ1冊。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/X8oKkd9LVY
6.今村夏子『こちらあみ子』
今村夏子『こちらあみ子』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月22日
純真無垢なあみ子が自分でも気づかないうちに周りに影響を与えてしまう。純粋さゆえの行動がこちらをヒヤリとさせる。
同時収録の「ピクニック」、「チズさん」も最後まで気が抜けなかった。
読んでいる者を不安にさせる1冊。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/vJO8dEeve2
7.よしもとばなな『ジュージュー』
よしもとばなな『ジュージュー』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月25日
ステーキ&ハンバーグ店「ジュージュー」。
私、広い心のパパ、店を切り盛りする元恋人、その妻、そしてずっと心に生き続ける明るく美しいママ。
喪失がテーマだけど、とにかくやさしい。この人たちの物語を読み続けていたくなる。#読了 #読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/sibhFO4UhR
8.ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月26日
英国の元底辺中学校に通う息子が直面する様々な問題を著者が一緒に考えていく。
ここに書かれていることは、当たり前だけど決して他人事ではない。
たくさんはっとさせられた。
タイトルが秀逸。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/gb0axZ90pE
村田沙耶香『コンビニ人間』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月28日
「普通」に生きるため、周りと同じでいるためにコンビニで働く恵子。ある出会いからその日常が段々と崩れていく。
「普通」とは何かをこれでもかと問い、ぶつけてくる。頭がぐるぐると回り続け、一気に読んだ。
「普通」ってなんだろう。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/Z5XnwQCO1q
2月に読んだ本は9冊。
今年は意識的に現代女性作家の本を読んでいる。3月もどんどん本を読もう。