10月に読んだ本
10月に読んだ本の備忘録。
1.今村昌弘『魔眼の匣の殺人』
今村昌弘『魔眼の匣の殺人』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) October 2, 2019
予言の通りに人が死ぬってよくありがちな設定かと思いきや、どんどん予想と違う方向へ。
さらにラストに予想外の結末が待っていて、やられた〜と思った。
伏線回収が見事。
このシリーズ予測不能な展開が待ち受けていておもしろい。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/LGs1nNjv5G
続編が楽しみなシリーズ。
こちらもいずれ映画化されるのかな。
2.山本弘『世界が終わる前に』
山本弘『世界が終わる前に』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) October 5, 2019
BISビブリオバトル部シリーズ。
特撮愛がたっぷりな話とミステリ作品が中心の表題作。
特に表題作は叙述トリックで見事に騙されたし、それを上回る大きなミステリは謎が解けた時恐怖を感じた。
ビブリオバトルもおもしろかった。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/qqzUQ6l5kT
このシリーズおもしろいんだけど、段々恋愛方面に大きく傾き始めたので、ちょっと苦手になってきた。
ビブリオバトルはおもしろくて好きなんだけど。
青柳碧人『晴れ時々、食品サンプル』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) October 11, 2019
ショッピングサイトほしがり堂を経営するコレクターのユリオと妹のさくらは行く先々で事件に巻き込まれる。
ユリオのマイペースぶりからの名探偵への変化がおもしろい。
どの話も印象的だったけど表題作が怖すぎた。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/8d6zQONHfd
クスッと笑えるところが多いライトミステリなんだけど、謎解きの時に急に怖くなったりする。
おもしろいからもっとシリーズ読みたいな。
4. 倉知淳『皇帝と拳銃と』
倉知淳『皇帝と拳銃と』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) October 13, 2019
完全犯罪を目論む犯人たちを追い詰めるのは死神のような風貌の警部。
対峙しているうちに次第に追い込まれていく犯人たち。
死神に似た警部によって真実が暴かれる様は爽快。
『刑事コロンボ』が好きな人は更に楽しめる連作倒叙ミステリ。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/J4ATeWgD46
一番好きな刑事ドラマが『刑事コロンボ』なので、読んでいて嬉しくなった。
死神警部がじわじわと犯人を追い詰めていくので読んでいるこちらまでハラハラした。
森博嗣『イナイ×イナイ』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) October 16, 2019
行方不明の兄が地下牢に閉じ込められているから探してほしいという依頼。
巨大な屋敷、双子の姉妹、探偵と名乗る男。
ミステリ好きにたまらない要素たっぷりの1冊。
久しぶりに森博嗣の本読んだけどやっぱりおもしろかった。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/qWLMA1h0D4
ページをめくる手が止まらないほどおもしろかった。
文章が淡々としていて読みやすい。
10月に読んだ本は計5冊。
なんと全部ミステリ。
でもそれぞれ趣が違うミステリで全部楽しめたな。
やっぱりミステリが好きだと再認識した月だった。