1月に観た映画
1月は3作品映画を観たので、備忘録として残しておきます。
1.『リトル・フォレスト夏・秋』
2.『リトル・フォレスト冬・春』
東北のとある小さな集落小森で暮らす、いち子の自給自足生活。
橋本愛の語り口調が優しい。
クルミの炊き込みご飯や、納豆餅など出てくる食べ物がどれも美味しそうで観ているだけでお腹が空いてくる。
食べることは生きることを体現している。
自然の美しさだけでなく、自然と共存していくこととはどういうことなのかを、優しく丁寧に描いている。
そして、母と娘の物語でもある。家族とは何なのかを問いかける作品。
3.『西の魔女が死んだ』
梨木香歩原作。原作は子どもの頃に読んだ。
主人公のまいがおばあちゃんが危篤だと聞かされ、車でおばあちゃんの家に向かいながらその家で暮らした2年前のことを回想するところから始まる。
まいが、魔女だというおばあちゃんに「魔女修行」を教えてもらいながら、傷ついた心を癒していく過程が描かれている。
こちらも出てくる食べ物が美味しそうだし、おばあちゃんの庭や裏山の自然が美しい。
私も学校にうまく馴染めなかったので、まいの気持ちがよくわかる。
最後の「おばあちゃん大好き」「I know」に泣いた。亡くなった祖母のことを思い出して更に泣いた。
どちらも自然の美しさと、家族の大切さがわかる作品でした。
出てくる食べ物が美味しそうというのも共通点でしょうか。
次は何を観ようかな。