完結したマンガおすすめ3選
マンガが好きでたくさん読んでいます。
今回は全5巻内で完結したマンガの中から、おすすめ3作品を紹介します。
1.篠原健太『彼方のアストラ』(全5巻)
宇宙への往来が当たり前になった近未来で、主人公のカナタら高校生男女9名(10歳の少女含む)は「惑星キャンプ」に旅立つが、惑星に降り立った彼らを予想外の事態が待ち受ける。
このマンガのすごいところは、SF、冒険、友情、恋愛、コメディを含みながらミステリであるという点だ。
彼らがなぜ予想外の事態に巻き込まれるのか、これが話の軸になっている。
1巻を読んだら必ず全巻読みたくなるくらい展開が多い。
笑える要素もたくさんあるので、ミステリが苦手な人でも読むことができると思う。
本当はもっとおすすめ要素を書きたいのだが、ネタバレになってしまうので抑えておく。
普段少年マンガを読まない人にもおすすめできます。
2.うめ(小沢高広・妹尾朝子)『おもたせしました。』(全3巻
轟寅子は叔母さくらの仕事を手伝っていて、その仕事柄取引先や友人知人など訪問が多い。その訪問に際して必ず「おもたせ」(手土産)を持参し、その美味しさを相手と共有する。
おもたせメインのグルメマンガで、実在する店のものが出てくるのでグルメガイドとしても楽しめるし、何よりおもたせの参考になる。
出てくるもの全て美味しそうで、寅子がいつも美味しそうに食べるので食欲をそそられる。
また、寅子は文学に造詣が深いので、おもたせと著名な作家のエピソードを絡めたり、文学作品を紹介したりと本が好きな人もおもしろく読むことができる。
グルメだけではなく文学好きにもおすすめできる作品です。
3,黒谷知也『書店員波山個間子』(全2巻)
「青ひげブックス」で、ブックアドバイザーとして働く主人公が、お客様と本との出会いをお手伝いする書店員マンガ。
接客が苦手なので、普段は挙動不審だったりするけれど、本に関することになったら右に出るものはいないほどよく喋る。
実在する本ばかりなのでブックガイドどしても活用できる。
本を愛する心は誰にも負けない個間子さんは素敵だし、その彼女をブックアドバイザーに認定した店長(少々変わっている)の人を見る目に感服する。
本が好きな人にはたまらない内容になっているので、おすすめです。
もっと続いて欲しかったな。
以上、全5巻内で完結しているマンガを3作品紹介しました。
どれも気軽に読めるので、一気読みもおすすめです。