2月に観た映画
2月に観た映画の備忘録です。
1.『ファッションが教えてくれること』
『VOGUE』の編集長アナ・ウィンターと、ファッション特大号9月号が発売されるまでを描いたドキュメンタリー。
ニューヨーク、ロンドン、パリ、ローマとくるくる変わる風景が素敵。
アナの毎回変わるワンピースも可愛い。
強みは何か聞かれた時、アナが「決断力」と即答したのがかっこよかった。
2.『帰ってきたヒトラー』
目を覚ますとそこは現代のドイツだった。
現代のドイツに蘇ったヒトラーが、なぜかコメディアンとして有名になる。
現代ドイツの問題を風刺しつつ、コメディタッチで話が進んでいく。
フィクションとノンフィクションの境目がわからなくなる。
最後まで目が離せない。
『時計じかけのオレンジ』が好きな人はこれも好きだと思う。
3.『おんなのこきらい』
過食症のキリコはかわいいだけが取り柄のOL。職場でも飲み屋でもチヤホヤされるけど、同性からは嫌われている。
キリコにとってかわいいは全てだけど、本当に好きな人には振り向いてもらえない。
そんな中、専門学校で一緒だったという男性と出会う。
ポップでかわいくて、ちょっぴり残酷な恋愛映画。
ふぇのたすの歌に着想を得ただけあって、音楽がぴったり。
森川葵のファッションがかわいい。
4.『パディントン』
ペルーからロンドンに家を探しにやってきたパディントンは親切な家族に助けられ、本当の家を探す。
とにかくパディントンがかわいい。人間の生活に馴染もうと奮闘する姿がおかしくも、愛しい。
ニコール・キッドマンがかっこよかった。
家族愛に満ちた優しい映画。
5.『キューティ・ブロンド』
主人公エルは完璧な女性。恋も友情もお金も美しさも、全てを持っている。
でも、「ブロンド」という理由で恋人に振られてしまい、恋人とよりを戻すためにハーバード大学の法学部を目指す。
とにかくエルが前向きでかわいい。そして努力家。決してあきらめない心を持っている。
男尊女卑な場面にはイラッとくるけどそれ以外は最高にいい。
元気が出る映画。
6.『スーパーサイズ・ミー』
人は1日3食、30日間ファーストフードを食べ続けたらどうなるのか。
監督自ら実験体になるドキュメンタリー。
一見すると無謀な企画に挑戦するおもしろさがあるけど、近年のアメリカの肥満問題や社会問題にメスを入れるところにこの映画のすごさがある。
ファーストフードをひたすら食べながら、学校や医療関係者、弁護士らにインタビューしていく。
しばらくファーストフードは遠慮したくなった。
以上6作品。
どれもおもしろかった。