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「卒業」はゴールじゃない

生まれて初めて買った同人誌は、劇団雌猫さんの『悪友vol.4 卒業』です。

劇団雌猫さんの同人誌はずっと買いたいと思っていたのですが、今年はお金を使う年ということで、さくっとネットで注文しました。

 

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届いた時は感動しました。ネット社会バンザイ!!

タイトルの通り、色々な人の色々な「卒業」を読むことができました。

 

中でも、アマミノクロウサギさんの「憧れの港区OLを3ヶ月で辞めた女」は共感度高し。

私もある仕事をしていた時に心を病み、3ヶ月弱で辞めたことがあるからです。

アマミノクロウサギさん同様、前の職場に見送られた手前だとか、家族のことだとかがあって辞めるまでに相当悩みました。

今はその仕事を辞めて良かったと心から思えるけど、当時は辞めたことに対して罪悪感だったり、「自分が弱いのでは」と悲しんだりと、自分を責めることが多かったです。

でも、アマミノクロウサギさんは転職を「合わない仕事からの卒業」と位置づけ、今は自分に合っている仕事を楽しくやっているようです。

それを読んで気づきました。

 

ああ、そうか。

私はあの時逃げたんじゃなくて、合わない仕事を「卒業」したんだな。

 

そう自分の認識を改めることができました。

 

他にもたくさんの方の「卒業」が載っていますが、みなさん何かを「卒業」した後も自分の人生を送っています。

「卒業」はゴールではなく新たなスタートなんだなと思いました。

そのことに励まされ、この先自分がまた何かを「卒業」することになっても、ここに先輩たちがいてくれるんだと心強くなりました。

 

この同人誌は私の初めての同人誌であり、これからの人生のお守りになってくれると思います。

 

同人誌っていいな。

私も誰かの心の支えになるような何かを作りたいなと思いました。