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読むとお腹が空く!!マンガ5選

食べることが好きです。

食べ物が出てくるマンガ、本、映画などついつい見てしまいます。

今回は「食べる」ことがテーマの一つとなっているマンガを5作品紹介します。

 

1.マキヒロチ『いつかティファニーで朝食を

いつかティファニーで朝食を 1 (BUNCH COMICS)

いつかティファニーで朝食を 1 (BUNCH COMICS)

 

 朝食女子(時には男子も)たちが美味しい朝食を食べまくるマンガ。

主人公は映画『ティファニーで朝食を』に憧れる、アパレル会社で働く麻里子。

恋人との倦怠期に悩んでいる時に、高校時代からの親友、典子、栞、里沙の3人とずっと行きたかったカフェで朝食を食べる。ずっと食べてみたかった朝食を、誰かと食べる幸せ。そして、麻里子は決める。

「私自分の気持ちに逆らいたくない」

恋人と別れ、引っ越しをし、麻里子の朝食ライフが始まる。

仕事や恋に悩みながらも、おいしい朝食を求め、麻里子は色々なお店に行く。東京のお店はもちろん、出張先の福岡、沖縄などでもとにかく朝食を食べまくる。

出てくる食べ物全て美味しそうで、見ているだけでお腹が空くこと、間違いなし。

麻里子だけではなく他の3人もそれぞれ悩みを抱えていたり、転機が訪れたりと、とにかく展開に飽きることがない。

自分はこの4人だったらどのタイプかなと考えながら読むのも楽しいかも。

麻里子以外の人が主人公になる話もあったりする。私は麻里子の同僚で本が大好きなきみちゃんが好き。

全て実在するお店で巻末にお店の紹介が載っているのでグルメガイドとしての機能も果たす。

ちなみに、一番食べてみたいと思った朝食は、代官山にある「バイミースタンド」の「ブレックファーストプレート」です。ザ・朝食という感じで美味しそう。

朝食に重きを置きたい人はぜひ読んでみてください。

 

 

2.綿貫芳子『オリオリスープ』

オリオリスープ(1) (モーニングコミックス)

オリオリスープ(1) (モーニングコミックス)

 

タイトルの通り、 とにかく四季折々のスープが出てくるマンガ。

主人公の原田織エ(はらだおりえ)は本のデザイン会社に勤める食べることが大好きな女性。仕事に煮詰まって職場でスープを作ったり、スープの専門店に足しげく通ったりととにかくスープを食べまくる。

家族との関係や同僚との関係に悩んだり、成長したり、泣いたり、笑ったりとめまぐるしい日々の中で自分の大切なものを見つけていく物語です。

スープってこんなに種類があるのかと感心するほど、スープだらけのマンガです。レシピも載っているので作ってみるのも楽しいかも。

 

3.おかざき真里『かしましめし』

かしましめし(1) (FEEL COMICS)

かしましめし(1) (FEEL COMICS)

 

おかざき真里の絵の美しを堪能できるだけでなく、出てくる料理がどれも美味しそうなマンガ。

同じ美大を出た男女3人が同級生の葬儀で再会し、そこから一緒にご飯を食べるようになる。

ただそれだけなのにどうしてこんなに美しいのか。そしてどこか切ないのか。

この男女3人に恋愛感情はなく(一人は同性愛者)、ただ美味しいものを食べたいから主人公の家に集まり、ご飯を作り、食べる。

それぞれに辛いことがあっても3人でご飯を食べるとそれだけで元気になる。

読んでいてお腹が空くことはもちろん、この3人がどうなっていくのかを知りたいので、私はこのマンガを読み続けます。

レシピも簡単で丁寧なので料理の参考にもなります。

 

 

4.小山愛子舞妓さんちのまかないさん』 

主人公のキヨは舞妓になるべく幼馴染のすみれと青森から京都に上京するが、元来ののんびりとした性格から舞妓に向かないと判断される。

青森へと帰ろうとしていた矢先、台所のおばちゃんが倒れ、青森のおばあちゃん仕込みで料理が得意なキヨは「まかないさん」として京都に残ることとなる。

イカメンチ、からあげなど庶民的な食べ物が多く出るが、どれも特別に美味しそうに見えるから不思議。

舞妓として精進していくすみれを支えながら、キヨは舞妓のみんなにご飯を作り続ける。

絵が可愛くて、出てくる人たちもいい人たちばかりなので安心して読めます。

舞妓の世界に興味のある人はぜひ。 

 

 

5.福丸やすこ『海の見える台所』

海の見える台所 1 (思い出食堂コミックス)

海の見える台所 1 (思い出食堂コミックス)

 

 本屋さんをぶらぶらしていて偶然見つけたマンガ。

両親を亡くしておばあちゃんと暮らすのぞみと、母子家庭で仕事が忙しい母を持つみさき。二人は同じクラスだが話したことがなく、偶然スーパーで出会ったことからのぞみの家で昼食を食べることに。いつも家で一人で食べていたみさきを、のぞみのおばあちゃんは歓迎し、3人でお好み焼きを焼くところから始まる友情物語。

のぞみの家の窓からは海が見えるので海を見ながらご飯を食べる贅沢さ。

おばあちゃんの作る料理は家庭的で、寂しかったみさきの心を癒してくれる。

おばあちゃんや町の人たちに見守られながら二人は友情を育んでいく。

出てくる料理は「オムソバ」や「絹さやの卵とじ」などど家庭料理が多く、懐かしい感じがします。

絵もほわっとしていて昭和テイスト。笑えてちょっと泣けるマンガです。

 

以上、読むだけでお腹が空くマンガ5選でした。

レシピありのマンガが多いので、参考にして作ってみてはいかがでしょうか。