まるっとミミ吉

ミミ吉のこと色々

こころのサプリメント益田ミリ

仕事や人間関係で疲れている時に、読みたくなるマンガがあります。

『すーちゃん』でおなじみの益田ミリのマンガです。

絵はやさしいし、登場人物は共感できる人たちばかりだし、疲れているこころにすっと入ってくる。

そんな益田ミリのマンガの中から今回は3作品紹介したいと思います。

 

1.『すーちゃん』

すーちゃん (幻冬舎文庫 ま 10-2)

すーちゃん (幻冬舎文庫 ま 10-2)

 

 30代独身のすーちゃんはカフェで働いている。

日記を始めようとして「長続きしないんだろうな」と思ったり、友人のまいちゃんが不倫していることをなんとなく気づいていても「友達だからって何でも話さなくてもいい」と思ったり。

まいちゃんはまいちゃんで、不倫している自分に嫌気がさしているのにそこから抜け出せなかったり、会社でイヤミを言われて傷ついたり。

とにかく「わかる」と言いたくなることばかり。

すーちゃんの1番好きなセリフは、

「自分探しってなんだよ」

「世界にたったひとりしかいない本物の自分を」

「自分が探してどうすんの」

読んでいるとじんわりと元気が出てくるマンガです。

 

 

2.『沢村さん家のこんな毎日』

沢村さん家のこんな毎日 平均年令60歳

沢村さん家のこんな毎日 平均年令60歳

 

 父、母、娘が暮らす沢村さん家のなんてことのない日々が綴られている。

父・四郎(70)はジムに通い始めたり、母・典江(69)は独身の娘に気を揉んだり(ただしあまり重く考えていない)、娘・ヒトミ(40)は両親が老いていくことを少し気にしていたり。

そんな家族が笑ったり、喧嘩したり、「オリンピックに出るとしたら何がいい?」と話したりと、なんてことのない、でも大切な日々が続いていく。

「こんな家族いいな」と思う。

家族に思いを馳せながら読むとほっこりするマンガです。

 

 

3.『マリコ、うまくいくよ』

マリコ、うまくいくよ

マリコ、うまくいくよ

 

 社会人2年目、12年目、20年目。同じ職場で働く3人のマリコたち。

社会人2年目のマリコは会議で発言できない自分に嫌気がさしている。

社会人12年目のマリコは後輩にイライラしたり、先輩を見て「こうはなりたくないな」と思いながら、それでも仕事を辞められない自分に不満を抱えている。

社会人20年目のマリコは会社での自分の居場所、立ち位置を模索している。

どのマリコも「一体何のために自分は働いているんだろう」と思いながら、それでも毎日働いている。

働くって何だろう、この仕事をしている私って何だろうって悩むことが度々ある。

そういう時に、このマリコたちを見て「自分は一人じゃない」って思える。

仕事で悩んでいる人にぜひ読んでもらいたいマンガです、

 

 

こころが疲れている時に、お守りとなるマンガがあることは幸せなことだと思います。

もし今少しでも元気をもらいたい人は、ぜひ益田ミリのマンガを読んでみてください。