苦手なことも伝えた方が結果的にいい
やりたいことや願い事を口にするといいとよく聞くけれど、その逆もまたありなのではないだろうか。
つまり、やりたくないこと苦手なことも口にする、ということだ。
例えば、私の場合、カッターの刃が苦手で、仕事上使わなければいけない場面でも、嫌々使用していた。
しかし、今の職場では初めに「カッターの刃が苦手です」と伝えておいたら、カッターを使う作業から外してもらえた。
そんなこと?と思うかもしれないけど、私にとってカッターの刃は恐怖の対象で、使うことがストレスになるし、上手く使うことができないので、結果使わなかった方がよかった出来になり、更にストレスが溜まっていた。
なので、その作業から外してもらえるというのは私にとってすごく精神衛生上よかったし、相手にも迷惑をかけなくて済むのでお互いにとってよい結果となった。
仕事上、嫌なことややりたくないことを伝えるというのは簡単なことじゃない。
場合によっては、「仕事ができないやつ」認定されるかもしれない。
でも、少しくらいなら口にしてよいのではないだろうか。
やることをしっかりやった上で、自分の苦手なこと(苦手分野)、やりたくないこと(仕事をやりたくないということではない)を伝えておくことは、その職場にとっても、仕事の効率を考えたときに、重要になっていくのではないだろうか。
ちょっとしたことから始めていくといいと思う。
自分はこれをやるとストレスになる、これができないことが不安など、誰かに相談すれば、相手が最善の策を考えてくれるかもしれない。
前提条件として、苦手なこと以外の分野でまず成果を上げておくこと、というのがあるけど、苦手なことも相手に伝えてみれば、仕事でのストレスが軽減されるかもしれない。
好きなこともやりたいことも苦手なことも、恐れずに口にしてみよう。