勝手な親戚願望
最近可愛い子を見ると「この子のためになんかしてあげたい」という発想になる。
それはイケメン然り、可愛いアイドル然り、若手女優・俳優然り。
いつからこんな親戚発想になったのだろう。
思い返してみれば、元々彼らにきゃーきゃー言う人間ではなかった。
子供の頃から「好きなアイドルは?」、「好きな歌手は?」、「好きな俳優は?」などの質問が苦手だった。
私が好きだと思うのは基本女性か年上俳優(大体4、50代以上)だったからだ。
だから生徒手帳に好きな歌手やアイドルの写真を挟んだこともないし、ジャニーズのグルループを覚えることもなかったし、Mステを観ることもなかった。
しかしここ最近、テレビに若手俳優やアイドルが出ると、「かーわーいーい!!」と騒いでしまう。
千葉雄大、志尊淳、King & Prince平野紫耀(全て敬称略)などなど。
視聴率に貢献するためにテレビに出るとなれば視聴し、映画に出るとなれば観に行き。
金銭的援助も辞さない覚悟である。
でもこれって少女のようなときめきではなく、親戚のおばさん的な何かである気がする。
彼らがテレビで美味しいものを食べていると「よかったね〜」と思うし、映画やドラマに主演するとなると「がんばってるね〜」と思う。というか声に出す。
まだ30なのに、そんなに年の変わらないん人に対しても思ってしまう。
もちろん可愛い女の子が好きなのも変わらない。変わらないが、男の子、特にイケメンに比重を置くようになってきたのは否めない。
これって歳のせいなのだろうか。
今日も私はテレビを観てイケメンやアイドルを探す。彼らを推しと呼ぶ日も近いであろう。
とりあえず、勝手な親戚願望のために少しでもお金を貯めておこうと思う。
それが彼らに正しく届くと信じて。