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今をそして過去を生きるオタク

丹羽庭トクサツガガガ』は最高におもしろいマンガだ。

ドラマも好評らしい。

なぜこんなにもこのマンガは我々の胸を打つのだろうか。

 

 

 

それは、仲村さんが今をそして過去を生きるオタクだからだ。

 

簡単にあらすじを説明すると、仲村さんは特撮オタクだが、そのことを会社ではひた隠しにしている。

ここに同じ『獣将王』(ジュウショウワン)・特撮オタクの吉田さん、アイドルオタクの北代さん、ミヤビさんが加わり、オタク生活を謳歌していく。

 

こんな風に書くと仲村さんはハッピーなオタクだと思われるが、常に色々なことと戦っている。

特撮好きを決して許さない母との対立、仕事仲間に知られないようそれでも時折愛を叫びたくなる自分との対決など。

オタクは何かと戦い続けるものなのかもしれない。

 

仲村さんはリアタイで『獣将王』を応援しているが、過去の特撮作品も愛している。

『エマージェイソン』、深夜枠でやっていた『白虎丸』など、仲村さんにとっては過去も今なのだ。

 

何かを好きになるのに今も昔も関係ない。

好きなものは現在進行形だけじゃない。

今も過去も楽しむ。それが仲村さんだ。

 

いよいよ『獣将王』が最終回を迎えようとしている。

新しいシリーズも始まるし、過去作のリメイクや再放送もある。

大好きなものが終わっても仲村さんのオタク街道はまだまだ続いていくのだ。

 

仲村さんはこれからも今をそして過去を生きるオタクとして私たちを導いてくれるだろう。

もし挫けそうになっても大丈夫。

私たちはもう一人じゃないのだから。