実話を基にした映画3選
最近実話を基にした映画を観たので、その中からおすすめを3作品紹介。
1.『エリン・ブロコビッチ』
学歴なし。職なし。お金なし。バツ2で3人の子どもあり。
派手な見た目と口の悪さでなかなか仕事が決まらないエリンは交通事故に遭うが、態度や暴言が原因で法廷で負けてしまう。
担当した弁護士のエドワードに勝てる裁判で負けたのだからと仕事を要求し、彼の弁護士事務所で無理矢理働き始める。
ある日、書類を整理していたエリンは妙な案件を見つける。
それはある大企業が1軒の家を高額で購入しようとしているものだった。
そこに添付された健康診断の書類を見て違和感を感じたエリンは、独自で調査を始める。
それがアメリカ合衆国最大の賠償金を巡る訴訟になるとも知らずに。
とにかくジュリア・ロバーツ演じるエリンの外見が派手で口が悪いこと。
でも彼女はどんなに見た目や学のなさを否定されても自分の信念はねじ曲げない。
間違っていることに対して間違っているとはっきり言う強さ。
被害者たちに寄り添う姿。
自分の生活さえままならないのに他人のために一生懸命になるエリンに憧れる。
ラストまで目が離せない作品。
2.『ソーシャル・ネットワーク』
ハーバード大学2年生のマーク・ザッカーバーグは恋人との口論から、女の子の顔の格付けサイト「Facemash」を立ち上げる。
サイトは瞬く間に拡散され、大学のサーバーをダウンさせてしまう。
それに目をつけたエリート学生3人組に一緒にサイトを作ってほしいと持ちかけられる。
マークは彼らのアイディアからヒントを得て親友のエドゥアルドと「The Facebook」を立ち上げる。
ここから彼の成功と訴訟の連続が始まる。
「Facebook」の誕生秘話。そして訴訟の連続。
最初は好奇心から始めたものが、今や世界中に広まっている。
「Facebook」でマークは親友を失い、多額の賠償金を支払うこととなった。
世界的な成功は得るものばかりではないと言う教訓が込められている。
マークは天才で孤独だ。そして自分の興味あること以外に無関心だ。
だからこそ、世界的に成功したのかもしれない。
一体何を「成功」と位置づけるのか。それを問われる作品だ。
3.『15時17分、パリ行き』
アレク、スペンサー、アンソニーのアメリカ人3人は子供の頃から問題児として扱われていたが、確かな友情がそこにあった。
3人の友情はそれぞれが軍人、学生になっても続いていた。
3人はヨーロッパを旅行することになり、アムステルダムからパリ行きの高速鉄道に乗り込む。
そこで待ち受けていたのは、イスラーム過激派のテロリストだった。
3人とテロリストの攻防戦が始まる。
実際にあった事件を3人が本人役として出演し、再現している。
テロリストとの攻防は手に汗を握る。
スペンサーは軍人として落ちこぼれだが、そこで学んだことが今回の事件に大いに役に立つ。
自分が学んだことがいつどこでどのように役立つかわからない。
だからこそ、学びというのは続けていく必要がある。
勇気と正義と友情の物語。
以上、最近観た実話を基にした映画でのおすすめ3選。
ドキュメンタリーとはまた違ったおもしろさがあるので、おすすめ。