2月に観た映画
2月に観た映画の備忘録。
1『ブラインド・デート』
『ブラインド・デート』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月6日
音楽へ情熱を傾けるピアニストと静かさを愛するパズル製作者。薄い壁を隔てて隣人になった2人は生活のリズムの違いから言い争いになるけど少しずつお互いを理解していく。
顔を見たことのない相手と恋人になって付き合うって斬新な恋愛。
フランスの街並みも美しかった。 pic.twitter.com/TndD2MGtiP
2.『アナ&ヴィトリア』
『アナ&ヴィトリア』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月12日
アナとヴィトリアはパーティーで出会い一緒に音楽活動をすることに。
恋愛観も人生観も違う2人は互いに模索しながら自分自身を見つめていく。
静かで優しい歌ばかりのブラジルのミュージカル。
アナとヴィトリアの関係性と綺麗な歌声に癒された。 pic.twitter.com/meibryXEff
3.『フィールド・オブ・ドリームス』
『フィールド・オブ・ドリームス』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月16日
突然「声」が聞こえるようになった農夫レイは畑をつぶして野球場を作る。それは奇跡の始まりだった。
原田マハ『キネマの神様』に出てきたので早速観たらおもしろかった。
野球好きはもちろん、家族や大切な誰かと観るのにぴったりなやさしい愛に包まれた映画。 pic.twitter.com/qEIsCrB7F1
4.『抱きたいカンケイ』
『抱きたいカンケイ』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月17日
仕事一筋で恋に不器用な女性が昔なじみの男性と結んだのは体だけの関係。それでいいと思っていた2人の間に次第に恋が芽生えはじめる。
とにかくナタリー・ポートマンとアシュトン・カッチャーがかわいい。
割り切った関係のはずが徐々にお互い意識してしまう様子はきゅんとした。 pic.twitter.com/2CRQI5QLvL
5.『おとぎ話を忘れたくて』
『おとぎ話を忘れたくて』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月21日
外見至上主義の母に育てられ自身も完璧さを求める女性がすべてを失い本当の自分を探し始める。
なりたかった自分、ふさわしい髪型、心から欲しいもの。
泣きながら自分の髪を丸刈りにするシーンが印象的。
誰かが望む自分にならなくていいと教えてくれる映画。 pic.twitter.com/lm9d21oDrg
6.『10日間で男を上手にフル方法』
『10日間で男を上手にフル方法』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月24日
ある目的のもと10日間で彼女をゲットしたい男と10日間で男ををふりたい女。思惑と駆け引きが交差する2人が行き着く先は。
ケイト・ハドソンが振るためにあらゆる手を使ってめんどくさい女性を演じていて笑えた。それでいて彼に惹かれていく姿はかわいらしかった。 pic.twitter.com/SZSEEEs6UT
2月に観た映画は6作品。
昨年は手当たり次第観ていたけど、もうちょっとペース落としてみようかなと思ったので2月は少なめ。
「量より質」に転換できたらいいな。
2月に読んだ本
2月に読んだ本の備忘録。
1.瀬尾まいこ『強運の持ち主』
瀬尾まいこ『強運の持ち主』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月4日
元OLの占い師ルイーズ吉田のもとには大小様々な悩みを抱えた人たちがやってくる。
ちょっと微笑ましくてちょっと切ないお話が詰まった1冊。
自分の運勢を動かすのは自分自身。
そうわかっていてもちょっと占ってもらいたくなる。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/Bg8jJXjxvr
2.本谷有希子『生きてるだけで、愛。』
本谷有希子『生きてるだけで、愛』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月7日
鬱で引きこもりの寧子と何を考えているかわからない恋人・津奈木。
恋人に同じ熱量で向かってきてほしいと願う寧子にうんざりしつつ同調する。
ちょっと刺激が強い愛のお話。
「あたしはさ、あたしとは別れられないんだよね一生」#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/v4eHOgsg5o
これは映画もおもしろかった。趣里の怪演に衝撃を受けた。
3.江國香織『ウエハースの椅子』
江國香織『ウエハースの椅子』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月10日
出会ったときにはすでに家庭を持っていた恋人との逢瀬。
静かに淡々と、でもうっすらと熱をはらんだ日々。
恋することの喜び、楽しさ、寂しさ、絶望をやさしい筆致で描いた恋愛小説。
文章の美しさにすっかり魅了された。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/FIGeyRd8Oz
4.原田マハ『キネマの神様』
原田マハ『キネマの神様』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月13日
ぼろぼろ泣きながらページをめくり続けた。
父と娘、国を越えた友情、かけがえのない仲間たち。
映画を心から愛する人たちが起こした奇跡と大きな大きな愛のお話。
私の心にも「キネマの神様」がいると信じて映画を観続けよう。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/3KzfhxttKU
おそらく今年のベストに入ると思う。心揺さぶられた1冊。
5.西加奈子『i』
西加奈子『i』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月18日
聡明で繊細な少女アイが世界の悲劇に胸を痛めながら自らのアイデンティティを模索する。
アイは一貫して自分とは何なのかを問い続ける。そんな彼女を見守る家族、親友、パートナー。
i、アイ、愛の壮大でどこまでも優しく、そして激しく胸を打つ1冊。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/X8oKkd9LVY
6.今村夏子『こちらあみ子』
今村夏子『こちらあみ子』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月22日
純真無垢なあみ子が自分でも気づかないうちに周りに影響を与えてしまう。純粋さゆえの行動がこちらをヒヤリとさせる。
同時収録の「ピクニック」、「チズさん」も最後まで気が抜けなかった。
読んでいる者を不安にさせる1冊。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/vJO8dEeve2
7.よしもとばなな『ジュージュー』
よしもとばなな『ジュージュー』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月25日
ステーキ&ハンバーグ店「ジュージュー」。
私、広い心のパパ、店を切り盛りする元恋人、その妻、そしてずっと心に生き続ける明るく美しいママ。
喪失がテーマだけど、とにかくやさしい。この人たちの物語を読み続けていたくなる。#読了 #読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/sibhFO4UhR
8.ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月26日
英国の元底辺中学校に通う息子が直面する様々な問題を著者が一緒に考えていく。
ここに書かれていることは、当たり前だけど決して他人事ではない。
たくさんはっとさせられた。
タイトルが秀逸。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/gb0axZ90pE
村田沙耶香『コンビニ人間』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年2月28日
「普通」に生きるため、周りと同じでいるためにコンビニで働く恵子。ある出会いからその日常が段々と崩れていく。
「普通」とは何かをこれでもかと問い、ぶつけてくる。頭がぐるぐると回り続け、一気に読んだ。
「普通」ってなんだろう。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/Z5XnwQCO1q
2月に読んだ本は9冊。
今年は意識的に現代女性作家の本を読んでいる。3月もどんどん本を読もう。
これからもつながっていたいあの子へ
ライターのひらりささんが発行した同人誌『女と女』を読んだ。
「実在の女が、実在の女に向けて書いた、テキストなどを集めた同人誌」で、執筆者がそれぞれ過去のまたは現在も関係が続く女性に向けて手紙のように書いている。
どの執筆者も文章がうまく、内容もおもしろい。執筆者を見るとみんながみんな書くことのプロというわけではないから驚きだ。中にはいつもTwitterやブログで見ている方もいるから勝手に親近感が湧く。
特に心に残ったのは、にのんさんの「私が黒歴史かもしれないあの子へ」。読み終えて私も誰かの黒歴史かもしれないとちょっと笑ってしまった。その時お互いを必要だと強く思った関係性が終焉に向かうのは切ない。多分その終わりが見えてくるとわかっちゃうんだろうな、お互い。それを「私が黒歴史かもしれない」と自ら言ってしまうのがおかしくあり、切ない。
『女と女』、読み終わって真っ先に浮かんだのは、私にとっての「女」だった。いてもたってもいられず、このブログを書いている。
以下、私にとっての女にあてた文章である。
「これからもつながっていたいあの子へ」
彼女に出会ったのは大学生の時。いつ、どんな風に出会ったのかを実はよく覚えていない。いつの間にか知り合い、いつの間にか仲良くなっていた。今まで出会ったことのないタイプの子で、一緒にいると楽しかった。
彼女とこれかも一緒にいたいと強く願ったのは、大学3年生の時だ。その頃うちは荒れに荒れていた。両親の不仲、祖父母の介護、家庭の経済状況の悪化。家に帰るのがいやで講義が終わっても大学に残っていたり、友達と遊んで夜に帰ったりしていた。
誰にも相談できなかった。家のこと、特にお金がないことを話すのは恥ずかしいし、もし話して引かれてしまったらどうしようという恐怖があった。
だからいつも笑顔を張り付かせていた。自分は何も悩んでませんよという澄ました顔をしていた。当時の友達に実はあの頃こうだったと話すと驚かれてしまうだろう。
毎日毎日頭をぐるぐると働かせ、どうしよう、どうしようと思っていた。
そんな時浮かんだのは、彼女の顔だった。他の友達と比べると彼女との仲は浅い頃だった。大学で会ったら話し、他の友達を交えて遊んだくらいの仲。それなのに彼女の顔が頭から離れず、気づけば長文メールをしたためていた。家庭のことを誰かに聞いてもらうのは初めてだった。
送信して、返事を待った。引かれたらどうしよう。長すぎたから嫌がられるかも。なかなかこない返事にやきもきした。送ってから何時間経っても返事は来なかった。
あきらめようとしたその時、着信音が。慌ててメールを確認すると、
「メールが来た時、バイト前だった。いい加減な返事をしたくなかったからこんなに遅くなってしまった。ごめん」
そこから延々と私の愚痴とも相談ともつかないメールへの返信が続いていた。
彼女は引いていなかった。それどころか私のことを一生懸命、自分もバイトで忙しいのに考えてくれていた。メールをスクロールしながら涙が止まらなかった。
彼女とずっと一緒にいたい。これからも彼女のそばにいたい。誰かをこんな風に想ったのは初めてのことだった。
私と彼女の関係はそこからぐっと親密になった。彼女は自分のことをあまり話すタイプじゃなかったけど、家のこと、バイト先のこと、今抱えている悩みを話してくれるようになった。彼女に何か困ったことがあれば駆けつけたし、彼女の支えになるならと行動を起こしたこともある。
遊ぶことも多くなった。ランチを学生割引で食べたり、遠出したり、互いの服を選んだり。私は友達とずっとこういうことがしたかったのだなと嬉しくなった。
性格も好きな服の系統も趣味もまるで違っていたけど、彼女のそばにいることが一番居心地が良かった。彼女の前では自分を偽らず、ありのままの自分でいられた。
彼女がいたから大学を卒業することができたと思っている。
大学卒業後も彼女との関係は続いた。それぞれ進んだ先は違ったけどメールしたり、休みが合えば会ったり。彼女とつながっていればそれだけで幸せだった。
今、彼女は遠くで暮らしている。会えるのは年に1回、彼女が帰省した時だ。それ以外はLINEだけ。
お互いが1番の友達で「親友」だとも思っているけど、そう呼ぶのはなんだか照れくさい。彼女も言わない。でも私にとってまぎれもなく彼女は親友だ。
遠くにいるけど、会える回数は減ってしまったけど、それでも彼女は私にとって心の支えだ。彼女にとってもそうだったら嬉しい。
大学を卒業していく年も経った。お互いの環境の変化も色々あった。これから先も何が待ち受けているかわからない。
これからも関係を続けていけたらいいな。私がもらった幸せをもっともっと彼女に返していきたい。
いつだって真っ先に顔が浮かぶ彼女とこれからもつながっていたい。
1月に観た映画
1月に観た映画の備忘録。
1.『ワンダー 君は太陽』
『ワンダー 君は太陽』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月2日
遺伝子疾患で普通とは違う顔の男の子オギーと彼の家族、友人たちとの愛と勇気の物語。
何よりお姉ちゃんのヴィアがいい。弟の影になりながらも彼のためにできることを考え、支える優しさ。
久しぶりに映画を観ながら泣いた。#映画好きな人と繋がりたい#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/rCgllKNl7U
2020年最初の映画に選んでよかった。家族や友達、大切な人と見たくなる映画。
2.『1987、ある闘いの真実』
『1987、ある闘いの真実』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月4日
一人の大学生が拷問の末に死んだ。
隠蔽する組織に対抗する検事、記者、活動家たち。
実際にあった出来事を基にしているというのがすごく恐ろしい。
人々が真実を求めて闘う姿が胸を熱くさせた。
すごい映画を観た。#映画好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/MLBGjDCua7
3.『キンキーブーツ』
『キンキーブーツ』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月5日
伝統ある靴工場の所長になったチャーリーとドラァグ・クイーンのローラ。
出会うはずのない2人が出会った時、奇跡が始まる。
実話を基にしたハッピーな映画。
笑いながら泣いてた。
男とか女とか関係ない、自分らしく生きよう。#映画好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/yrQmLMMiHN
4.『フェリスはある朝突然に』
『フェリスはある朝突然に』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月6日
仮病で学校を休んだフェリスは親友、恋人と共に街へと繰り出す。
フェリスの仮病を暴こうと躍起になる校長を返り討ちにするところ、なんだか『ホーム・アローン』を思い出して笑ってしまった。
スカッとする青春映画。#映画好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/dkIIfLbbr7
5.『カンフー・パンダ』
『カンフー・パンダ』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月7日
とにかくパンダのポーがおもしろい。食べることが大好きで臆病だけど、自分を変えたいと強く思っている。
かわいくておもしろいって最強。
師匠との関係も本来は感動ものなんだけど、笑いになっちゃう。
笑いすぎて涙が出た。#映画好きな人と繋がりたい#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/B0W6OPTKX5
6.『オンネリとアンネリのおうち』
『オンネリとアンネリのおうち』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月8日
自分たちのおうちを手に入れた女の子たちの物語。
美しい映像、音楽、とにかくおしゃれでかわいい北欧インテリア、ファッション、建築物の数々。
ストーリーもコミカルでちょっとファンタジーでなんだか癒された。#映画好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/gvbDJv0J41
7.『ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き』
『ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月13日
恋愛に夢中な時期を過ぎたカップルがちょっとしたことで不満を爆発させ、どんどんヒートアップしていく。
まだ想いがあるけど、引っ込みがつかなくて色々画策するのがおもしろかった。
ラストもよかった。#映画好きな人と繋がりたい#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/pbknwXerfQ
8.『青空に踊る』
『青空に踊る』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月15日
戦時中、空の有士とカメラマンの女性のラブストーリー。
歌もダンスもハッピーでクスッと笑えるところも多いけど、恋の駆け引きが段々切なくなっていく。
大好きなフレッド・アステアのミュージカル。#映画好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/Lj447GKyFX
9.『ニュー・シネマ・パラダイス』
『ニュー・シネマ・パラダイス』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月16日
少年と老齢の男性のあたたかな交流。彼らの間にはいつも映画があった。
テーマソングを聞くだけでなにもかもが懐かしく感じる不思議な気分になる。
今まで観ていなかったことが悔やまれるくらい、いい映画だった。#映画好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/TSwyPSShEp
10.『シェフ 三つ星シェフフードトラック始めました』
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月18日
批評家と揉めたシェフが店をクビになって始めたのはフードトラック。
出てくる料理すべてが美味しそう。
ストーリーはもちろんおもしろいんだけど、主人公の関係性がいい。息子、元妻、元の職場の仲間。優しいつながり。#映画好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/E09HBX9HCE
11.『マイ・ガール』
『マイ・ガール』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月19日
父親の恋にヤキモキしながら自身も初恋を経験する少女のやさしくてちょっとビターな成長物語。
主演のアンナ・クラムスキーとマコーレー・カルキンがかわいい。
「死」に向き合うことの難しさ、大切さを深く感じる映画。
終盤は涙が止まらなかった。#映画好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/PddSfSajPf
12.『世界一キライなあなたに』
『世界一キライなあなたに』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月20日
おしゃれが大好きな女性と車椅子生活を送る男性のラブストーリー。
くるくる変わるファッションは素敵だし、笑えるところがたくさんあるけど、終盤ぼろぼろ泣くとは思わなかった。
ここ最近観たラブ・ロマンスの中で一番おもしろかった。#映画好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/p7bDF4DlEM
13.『カンフー・パンダ2』
『カンフー・パンダ2』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月22日
前作よりスケールアップしていて、とにかく笑った。
ポーの出生の秘密がわかったりシリアスな展開もあったけど、すべてを笑いに変えていた。
ひたすら笑えるので、気分が落ち込んでいる時に観たらいいかも。#映画好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/v32LKQDj9q
14.『世界は今日から君のもの』
『世界は今日から君のもの』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月24日
引きこもりで絵を描くことが好きで自分に自信がない主人公が少しずつ世界を広げていく。
好きな人の期待に応えたくて、少しでも自分を変えたくて一歩踏み出そうとする女性を門脇麦が自然体で演じていた。#映画好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/QQ74eumatR
15.『ガス燈』
『ガス燈』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月25日
亡くなった叔母の家で夫と暮らし始めたポーラ。
しかし次第におかしなことが起こり始め不安に苛まれるようになる。
少しずつ心を病んでいく女性をイングリッド・バーグマンが熱演。
最後まで気を抜くことができないサスペンス。#映画好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/jEGqdfGQBM
16.『イエスマン ”YES”は人生のパスワード』
『イエスマン “YES”は人生のパスワード 』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月27日
「ノー」とばかり言っていた男性があるきっかけから「イエス」と答えるようになり、人生が好転する。
めちゃくちゃポジティブな気持ちになる映画。
かなり笑えて、人生についてちょっと考えさせられた。#映画好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/qy30XVXfe9
17.『アズミ・ハルコは行方不明』
『アズミ・ハルコは行方不明』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月29日
こんなに不思議な気持ちになる映画、なかなかない。
時系列がバラバラで今一体どの時間世界を観ているかわからなくなる。
なのにおもしろい。最後まで目が離せなかった。
ラストまでの疾走感がすごかった。#映画好きな人と繋がりたい #映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/PlQMC9M6fA
1月に観た映画は計17作品。
泣ける映画あり、笑える映画あり、ハラハラする映画ありでバラエティに富んでいた。
今年もたくさん映画を観るぞ。
1月に読んだ本
1月に読んだ本の備忘録。
1.さくらももこ『そういうふうにできている』
さくらももこ『そういうふうにできている』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月3日
さくらももこの出産記録エッセイ。
妊娠・悪阻・手術・出産の全てを笑いに変えるのはさすが。挿し絵もおもしろい。
ちょっとスピリチュアルなところもある。
一人の女性から母親になっていく過程はじんときた。#読了 #読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/NyuPnuG4wM
今年はまだ読んでないさくらももこ作品を読んでいこう。
米原万里『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月9日
プラハのソビエト学校で共に少女時代を過ごした友人たちとの再会を描くノンフィクション。
時代に翻弄された彼女たちとの再会
。突きつけられる真実から目を背けたくなる。
読んでいて苦しくなったけど、読めてよかった。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/0eli7QOkMQ
maruttomimikichi.hatenadiary.jp
3.角田光代『愛がなんだ』
角田光代『愛がなんだ』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月12日
痛いを通り越して怖いとさえ感じるテルコの片思い。
一途な純愛と呼ぶにはなんだか抵抗があり、時に打算だらけのテルコの姿にうんざりするけど、最後に彼女が下した決断には思わず涙が出た。
幸せの基準は人それぞれだと改めて思った。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/LZsATrDVrX
maruttomimikichi.hatenadiary.jp
田辺聖子『ジョゼと虎と魚たち』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月17日
それぞれタイプが違う女性が主人公の短篇集。
魅力的な登場人物、軽快で少々官能的なストーリー。
当たり前だけど、文章がうまい。するすると引き込まれた。
どの短篇も甲乙つけ難く、読み応えがあり、長篇でも読みたくなった。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/4LRuXmBaO0
三田誠広『いちご同盟』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月23日
幼い恋、生まれたばかりの友情、家族との確執、将来への戸惑い、そして死。
少年少女のあとちょっとではじけ飛んでしまいそうな繊細な心情を丁寧に描ききっている。
タイトルの意味がわかったとき、良一、徹也、直美がいっそう愛しく思えた。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/c6HhuhnHnR
大島真寿美『戦友の恋』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月26日
唯一無二の存在だった「戦友」を突然失った佐紀。
大切な誰かを失っても明日は来るし、その世界で生きていかなくてはいけない。そんなことをひしひしと感じながら読んだ。
喪失と再生の日々をあたたかで優しい筆致でつづった連作集。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/mqyyluInUT
7.川上未映子『乳と卵』
川上未映子『乳と卵』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2020年1月30日
軽妙な関西弁に圧倒される。なめらかな文章でぐいぐい読んでいき、ある場面で涙する。
表面的にも精神的にもすれ違う女性たち。本当はお互いを大切に想いあっていることがわかるから切ない。
でも読後さわやかな気持ちになる、ひと夏のお話。#読了#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/61eA0kK1zB
1月に読んだ本は計7冊。
感想記事もアップできたし、なかなか充実していた。
2月も読もうと思っている本が何冊かあるので楽しみ。
その片思い、幸せ?
そもそも幸せな片思いってあるんだろうか。
好きな人がいて、でもその思いは一方通行で、伝えるかどうか悩んで、苦しんで。
友達と恋バナで話す分には楽しいかもしれないけれど、ふと我に返った時、ズンと落ち込んだりするのではないだろうか。
そういう経験が少ないからか、ちょっと暗いことを想像してしまう。
角田光代『愛がなんだ』の主人公テルコはマモちゃんに恋をした。その恋は一方的なもので、その想いが相手に届く確率は低い。それでもマモちゃんに呼ばれればすぐに出かけ、彼からの電話に出て仕事をおろそかにし、頼まれればなんでもする。
片思い中の片思い。
仕事を失い、生活のバランスが崩れ、友人には呆れられる。
それでもテルコは不幸せでない。断言するが、彼女は幸せだ。なぜならテルコはマモちゃんに恋をしているから。彼が好きだから。
その気持ちだけで、テルコは生きていける。
テルコの片思いは応援できないし、打算だらけでマモちゃんしか見えてない姿にはうんざりする。友達にはなりたくないタイプだ。
だけど、なぜだろう。彼女の幸せを願わずにはいられないのだ。
友人の葉子には、ナカハラくんというボーイフレンドがいる。彼はテルコと同じ立場にいる。葉子に片思いし、彼女のためならなんでもしてあげたくなる。それが一方通行だとわかっていてもだ。
そのナカハラくんと2人きりになったとき、テルコは思うのだ。
おたがいがおたがいの求める人だったらどんなにいいだろう。どんなに満ち足りているだろう。手を伸ばせばすぐに触れることができ、寒さを感じたら抱きあってあたためあえる距離にいるのだから。(中略)私とナカハラくんは、つながることが可能な男と女であるのに、これほど近い位置で見つめあっても、そこに自分の姿しか見ることができない。(p97)
隣にいる彼に恋をすれば、どれだけ気持ちが楽か。片思いに苦しまなくて済むか。
それがわかっていても、テルコはマモちゃんに、ナカハラくんは葉子に片思いをする道を選ぶ。
両思いになればもっと幸せになれるのに。
もちろん両思いになりたいという想いはある。
それでも一歩踏み出せないのは、嫌われたくないから。嫌われて会えなくなるくらいだったら、隣にいられる片思いを選ぶのだ。
マモちゃんはどういうつもりでテルコといるのだろうか。
読んでいても、そこだけはぼんやりともやがかかっていて、読み終わった後もはっきりとはわからない。
テルコの気持ちを知っていて振り回しているようにも見えるし、好意を持たれていても熱烈に片思いされているとは気づいていないようにも見える。
どちらにせよ、テルコを都合のいい相手としか見てないのだろう。
そんな彼も片思いで苦しむことになるから皮肉だ。
この片思い小説は思いもよらぬ着地を見せる。
テルコが最後に下した決断に、思わず涙が出た。
テルコの片思いはいつだって幸せであってほいと強く願わずにはいられない、そんな最後だった。
幸せかどうかなんて、周りの人にはわからない。
テルコがもし友達で、マモちゃんへの片思いをつらつらと語られたらきっとあきらめるよう説得するだろう。一歩踏み出さない姿に何か言うかもしれない。
だけど、(実際はテルコと友達にはなりたくないし、)あきらめるよう言ったところで関係ないのだ。
だってテルコは幸せだから。片思いでも幸せだから。
当たり前だけど、幸せの基準は人それぞれだ。
そんなことに改めて気づかせてくれたのがテルコだった。
角田光代作品を読むのは初めてだったけど、最初の1冊がこの本でよかった。
こんなに感情が揺さぶられるとは思わなかった。
もし片思いに悩んでいる人がいたら、そっとこの本を差し出したい。
そんな片思い小説だ。
12月に観た映画
12月に観た映画の備忘録。
1.『最高の人生の見つけ方』
今日観た映画は『最高の人生の見つけ方』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年12月6日
余命を知らされた2人の男性。
何もかもが正反対の2人は死ぬまでにやりたいことを考え一緒に旅に出た。
病を抱えたまま世界中を回る彼らが旅の果てに見つけたものは。
大切な誰かと観たくなる、やさしい愛に包まれた映画。 pic.twitter.com/lgFFrKYpcV
2.『若草の頃』
今日観た映画は『若草の頃』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年12月10日
1男4女の5人きょうだい、父、母、祖父のどこにでもいるアメリカの中流家庭。
あたたかな愛に満ちあふれた家族の四季を通したエピソードが胸にじんとくる。
クスッと笑えて、出てくるみんなのことが好きになる映画。
また素晴らしいミュージカルに出会ってしまった。 pic.twitter.com/AHmYtspJGv
3.『カンフー・ヨガ』
今日観た映画は『カンフー・ヨガ』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年12月12日
カンフーの達人である考古学教授とヨガの達人の考古学者。
伝説の秘宝を追い求める2人の前に武装集団が立ちはだかる。
かなり笑えて、カンフーに魅せられるはちゃめちゃアクション・ムービー。
久しぶりにジャッキー・チェンの映画観たけどおもしろかった。 pic.twitter.com/X26NDpYPhw
4.『ウインド・リバー』
今日観た映画は『ウインド・リバー』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年12月14日
凍死した少女が発見されたことから始まる犯罪サスペンス。
極寒の地でなぜ、誰が少女を死に追いやったのか。
FBIに協力要請された野生生物局のハンターがたどり着く残酷な真実。
海外ミステリが好きな人にぴったりな映画。
おもしろかった。 pic.twitter.com/Uztq1SHRPn
5.『生きてるだけで、愛。」
今日観た映画は『生きてるだけで、愛。』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年12月18日
恋人・津奈木の家にひきこもるうつの寧子。
怠惰な生活を送る寧子の前に津奈木の元カノが現れ、別れて欲しいと言われる。
彼女は2人を別れさせるために寧子に仕事復帰を促してくるが…。
趣里が痛々しくも繊細な女性を見事に演じきっていた。怪演だった。 pic.twitter.com/cmI8d7ZovF
6.『女は女である』
今日観た映画は『女は女である』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年12月19日
キャバレーの踊り子アンジェラは突然子どもが欲しくなる。
しかし恋人のエミールは取り合ってくれない。
すれ違う2人の行く末は。
アンナ・カリーナの魅力たっぷり。
くるくる変わるファッションもステキ。
おしゃれでおもしろくて恋の駆け引きが楽しめる映画。 pic.twitter.com/NzAFHnzqex
7.『美女と野獣』
今日観た映画は『美女と野獣』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年12月20日
ジャン・コクトー監督作品。
美しい娘ベルは父親を助けるために野獣の住む城に向かう。
恐ろしい野獣におびえながらも、次第に心を通わせていく。
美しい映像、音楽によって表現される魅惑のおとぎ話。
終始野獣がベルに対して弱気だったのが印象的。 pic.twitter.com/QuHZ5ibTb9
8.『オズの魔法使い』
今日観た映画は『オズの魔法使い』
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年12月21日
竜巻により不思議な世界に迷いこんだドロシー。
家に帰るため、脳みそがないカカシ、心がないブリキのロボット、勇気がないライオンと共にオズの魔法使いの元へと旅立つ。
観ていて楽しくなるミュージカル。
ドロシー役のジュディ・ガーランドの演技が特によかった。 pic.twitter.com/iaRYRQhPYo
9.『マリッジ・ストーリー』
今日観た映画は『マリッジ・ストーリー』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年12月22日
ある夫婦の離婚までの過程を時にユーモラスに、時に辛辣に描いた映画。
子供を取り合う時に互いを傷つけてしまうのが観ていて辛かった。
スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーがもがきながらも前に進もうとする夫婦の姿をリアルに演じていた。 pic.twitter.com/B5QnfKeBFh
10.『おじさんに気をつけろ!』
今日観た映画は『おじさんに気をつけろ!』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年12月23日
両親の留守中に家を任されたのはどこまでもマイペースな叔父さんだった。
最初は迷惑に思っていた3きょうだいも叔父さんの家族を大切に想う気持ちに触れて次第に変化していく。
マコーレー・カルキンも出演しているドタバタコメディ。
おもしろかった。 pic.twitter.com/MwDi31hFSp
11.『ホリデイ』
今日観た映画は『ホリデイ』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年12月24日
LAに住む女性とイギリスに住む女性が休暇中に家を交換することに。
恋を失った2人を待っていたのは新たな出会いと新しい人生だった。
みんなかわいいけどケイト・ウィンスレットが特にかわいかった。
この時期に観ることができてよかった。
ハッピーな気持ちになる映画。 pic.twitter.com/Y2tBDDOrro
12.『クリスマス・クロニクル』
今日観た映画は『クリスマス・クロニクル』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年12月25日
愛する人を失った兄妹がクリスマスに見つけたのはサンタクロース。
でもサンタのそりを壊してしまい、2人はサンタの手伝いをすることに。
無事子どもたちにプレゼントを届けることができるのか。
子どもも大人も楽しめる夢と冒険のクリスマスムービー。 pic.twitter.com/zG2044QZwE
13.『バックマン家の人々』
今日観た映画は『バックマン家の人々』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年12月27日
バックマン家のきょうだいにはそれぞれの子育て方針がある。
子どものためにと思ってやったことが裏目に出たり、子どもに相手にされなかったり、なかなかうまくいかないこともあるけれど、それでも家族への愛は確かなもの。
観ていて幸せな気持ちになる映画。 pic.twitter.com/D4izxKjdRo
14.『日日是好日』
今日観た映画は『日日是好日』。
— ミミ吉 (@iro_dori_) 2019年12月28日
本当にやりたいことが見つからない典子はいとこの美智子とお茶を習うことに。
慣れないことづくしに苦戦しながらもお茶の世界に魅了されていき、自分自身も変化していく。
優しくてあたたかな空気をまとう映画。
樹木希林の唯一無二の存在感。
いい映画を観た。 pic.twitter.com/djaMRuBlFh
12月に観た映画は計14作品。
多様な作品を見ることができたと思う。
2020年もたくさん映画を観よう。